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第63期王座戦五番勝負第1局

2015年9月 2日 (水)

横浜ロイヤルパークホテル周辺を歩く

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Dsc_0156 (午前中(撮影時)は曇っていたが、午後は快晴になった)

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(吟) 

渡辺明棋王来訪

Dsc_0240 (渡辺明棋王が「横浜ロイヤルパークホテル」を来訪。観戦記を担当する柳瀬さんと談笑しながらモニターを見る)

Dsc_0242 (渡辺棋王は第51期五番勝負第5局、第59期五番勝負第2局と2度「横浜ロイヤルパークホテル」で対局している)

Dsc_0246 (渡辺棋王が洋菓子の詰め合わせを差し入れてくれた)

(吟) 
 

13時対局再開

Dsc_0220 (対局が再開してすぐに▲6八銀を着手する羽生王座)

Dsc_0232 (着手後も考え続ける羽生王座と本局の日本経済新聞観戦記を担当する英文学者の柳瀬尚紀さん)

Dsc_0234 (佐藤八段はカメラマンが退室した13時3分頃に対局室に戻った)

(吟)

昼食休憩時の対局室

Dsc_0200 (対局室を記録机側から撮影)

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Dsc_0197 (先手から見た盤面。△2三銀と上がったところで昼食休憩)

(吟)

昼食休憩に入る

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△2三銀に羽生王座が21分使って昼食休憩に入った。消費時間は▲羽生王座1時間19分、△佐藤八段1時間18分。対局は13時に再開される。

Dsc_0196羽生王座の昼食注文はチキン照り焼き御膳とグレープフルーツジュース。

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Dsc_0188 佐藤八段の昼食注文はちらし寿司とアップルジュース。

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※食事の写真は対局者と同じメニューを注文し撮影したものです。

(吟)

帆船日本丸

Dsc_0163 帆船日本丸は1930年に建造され、外航商船の船長を目指す若者の訓練に、太平洋を中心に航海してきた。1984年に新たな日本丸が建造されたのを機に54年間、地球を約45周する距離を航海し、11000人ほどの実習生を育てた。練習船としての使命を終えた日本丸は横浜市が管理することになり、現役当時のまま保存されている。

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Dsc_0152 (外は雨があがったが、ときおりポツポツと落ちてくる程度。風は強い)

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(吟)

序盤の勝負どころ

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▲1七桂から△7五歩▲同歩△6五桂と跳ねた局面。午前中からすでにのっぴならぬ局面に突入している。控室の阿久津八段は「午前中は進んでもあと2~3手。考えがいのある局面です」と話す。桂を取りにいく▲6六歩は△7七歩から攻められるのでリスクがあって指しにくい。

Dsc_0175 (モニターを見る阿久津八段)

Dsc_0173 (「ん? 撮ってんの」と視線を向けるお茶目な阿久津八段)

(吟)

羽生王座 早々に桂を跳ねる

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羽生王座が▲1七桂と跳ねた局面。前例は一局しかなくなった。▲豊島将之七段-△松尾歩七段(当時)戦(2014年12月・B級1組順位戦)で▲1七桂に△7五歩▲同歩△8八角成▲同銀△5四飛と進行している。
「ここは前例が1局なので、時間を使うでしょう」と塚田九段。
「羽生さんはこの▲1七桂がやりたかったのでしょうね」と阿久津八段。

Dsc_0126 (序盤のポイントとなる桂を跳ねた羽生王座)

(吟)

戦型は横歩取りに

__kifu_for_windows_pro_v6_63_21_txt 図は佐藤八段の△5二玉に羽生王座が▲5八玉と立った局面。後手は△8四飛・△5二玉型を採用した。佐藤八段の今年度成績は20勝4敗(0.833)の高勝率。その原動力が横歩取りで後手を持ったものだ。

Dsc_0116 (駒を並べ腕を組む佐藤八段)

(吟)

開始直前の対局室

Dsc_0071 (先に対局室入りしたのは佐藤八段。8時44分の入室だった)

Dsc_0095 (羽生王座は52分に対局室へ)

Dsc_0099 (羽生王座が駒袋を開け駒が並べ始められる)

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Dsc_0118 (注目の振り駒。羽生王座の振り歩先で行われ、歩が3枚。今シリーズは第1局・第3局の奇数局が羽生王座の先手。第2局・第4局の偶数局が佐藤八段の先手に決まる。第5局までもつれ込んだ場合はあらためて振り駒が行われる)

(吟)

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