カテゴリ

第62期王座戦五番勝負第2局

2014年9月18日 (木)

対局開始

定刻の9時、立会人の大内九段が「定刻になりましたので、始めてください」と告げて対局が始まった。

Img_7349

Img_7355002

Img_7358

Img_7364

(文)

朝の対局室

両対局者が対局室に揃い、一礼したのちに羽生王座が駒袋を開ける。二人が駒を並べていった。

Img_7313

Img_7316

Img_7318

Img_7334

Img_7339

Img_7340

Img_7346

Img_7347001

(文)

入室

対局室は離れにある「錦華亭」。昭和30年に昭和天皇皇后両陛下が宿泊された部屋だ。豊島七段は8時48分、羽生王座は8時52分に対局室に入った。

Img_7276

Img_7288

Img_7296

Img_7302

Img_7307

Img_7310

(文)

佐藤天彦七段の戦型予想

対局開始前に新聞解説の佐藤天彦七段に戦型予想をうかがいました。

佐藤七段「羽生王座の2手目が△8四歩か△3四歩で分かれ ますね。△3四歩なら横歩取りが濃厚です。2手目△8四歩のときに豊島七段が何を選択するか。以前は角換わりが多かったのですが、最近は矢倉が目立ちま す。その傾向が続けば矢倉ですが、角換わりを採用しそうでなのでこちらを本命にします。
棋界全体で2手目△8四歩が増えてきました。角換わりの対策が進み、いくつかの形で対応できるようになってきました。矢倉も決定的な指し方はないので後手もやりやすい。先手のイメージがあまりよくなく、最近の将棋を見てもあまりそそられない感じがしています」

(銀杏)

ニコニコ生放送

対局の模様はニコニコ生放送でも中継される(要:無料会員登録)。解説は北浜健介八段、聞き手は室谷由紀女流初段。対局の中継は対局開始から、解説は13時から。

Niconico

(文)

1日のスケジュール

今日の強羅は曇り。山ということもあってか、涼しさを感じる気温だ。

■1日のスケジュール
9:00 対局開始
12:00~13:00 昼食休憩
15:00 おやつ
18:00~19:00 夕食休憩

Img_7270

(文)

2014年9月17日 (水)

大盤解説会のお知らせ

第2局では、東京と大阪で大盤解説会が行われます。

--
■日経本社
・日時:9月18日(木)18時開始
・会場:大手町「日経本社2階 SPACE NIO」
 東京都千代田区大手町1-3-7
・解説者:渡辺明二冠 聞き手:加藤桃子女王
・入場料:無料

Nikkei

--
■関西将棋会館
・日時:9月18日(木)開場17時30分、18時開始~終局まで
・解説:福崎文吾九段 聞き手:村田智穂女流二段
・料金
 一般 1,500円(道場入場者1,000円)
 支部 1,200円(道場入場者700円)
 65歳以上・大学生 1,200円(道場入場者700円)
 高校生以下・女性・身障者 1,200円(道場入場者700円)
 ※大盤解説会には『将棋世界』割引・夜間割引等、割引サービスの使用不可。 ご了承ください。
リンク:http://www.shogi.or.jp/kansai/club/kaisetsukai.htm

Kansai

検分その後

検分は18時ごろに一旦終了。両対局者が控室を確認していると、大内九段が盤が傾いていることを関係者に伝えた。畳と床板にわずかな傾斜があり、盤が下座側に低く傾いている。この後、畳の高さが調整され、盤の傾きが念入りに直された。
※対局前日は関係者のみの夕食会が開かれます。写真はありませんので、ご了承ください。

Img_7261

Img_7257

(文)

検分

対局室には関係者、豊島七段が早めに入った。17時56分、羽生王座が対局室に。早めに検分が始まり、「照明はどうですか」と大内九段が話しかけた。部屋の明るさに問題はなし。盤駒は東京・将棋会館から用意されたものが一組で、駒は掬水師作水無瀬書の盛上駒。

Img_7206

Img_7218

Img_7221

Img_7224

Img_7230

Img_7228

Img_7233

Img_7236

Img_7238

Img_7239

Img_7241

Img_7242

Img_7247

Img_7252

(文)

強羅環翠楼

対局場の強羅環翠楼は旧三菱財閥岩崎家の別邸を譲り受け、昭和24年に開業した。過去に囲碁のタイトル戦が行われている。
このあとは18時から検分が行われる。

Img_7191

Img_7193

(文)

このサイトに掲載されている記事・イラスト・写真・商標等の無断転載を禁じます。