89手目▲6八金寄の局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲羽生54分、△豊島1時間12分(持ち時間各5時間)。内、休憩前の豊島七段の考慮は37分でした。休憩は正午~13時です。
(翔)
11時50分現在、89手目▲6八金寄の局面で豊島七段が考えています。
1手前の△6九銀までは実戦例がありましたが、▲6八金引が指されていました。
しかし大石六段は、以前に豊島七段との研究会でこの局面の経験があるそうです。
(以下、棋譜コメントからの引用)
ここでは△4三金(参考1図)が有力のようだ。
以下▲同成桂△同飛の進行も考えられるがスッキリさせた意味もあり、代えて▲6四金(参考2図)がどうかと示されている。
以下△同飛は▲4三成桂(参考3図)。
また△9三飛は▲4三成桂△同飛▲5三金打(参考4図)で先手が指せそうとのこと。
よって▲6四金には△3三金▲6三金△5九銀不成(参考5図)が考えられるところで、「これは急に後手が勝ちになりましたね」と福崎九段。
ただ△4三金に先手に選択権があり、その他にも手段があるやも知れず、先手が攻めきるか、後手が間隙をぬってカウンターを繰り出せるかの勝負になるようだ。
(以上、棋譜コメントより引用)
(大盤解説会に出演する久保利明九段が控室に到着した)
(前例から離れ、検討は熱を帯びている)
(千田四段らは別の継ぎ盤を出して検討を始めた)
(翔)
(ウェスティンホテル大阪の東隣に見えるツインタワーが、梅田スカイビル。2つのビルが上部で連結している。最上部は高さ173メートルから360度のパノラマが楽しめる空中庭園展望台だ)
(スカイビルの真下から、連結部分を見上げる。横に「一」の字に延びるのは22階の連絡通路。その上に「ハ」の字に見えるのは展望台に向かうシースルーのエスカレーター。展望台に行くには必ず通らなければいけない)
(中自然の森。奥は森を見ながら食事ができる「滝見小路」)
(滝見小路から視線を上げると、ウェスティンホテル大阪が見える)
(森の中に入ることができる)
(足元は照らされている)
(翔)
昨晩、ウェスティンホテル大阪の周辺を歩きました。
(ウェスティンホテル大阪)
(正面玄関)
(玄関前の噴水)
(ウェスティンホテル大阪の周辺は「新梅田シティ」として整備されている。「中自然の森」など緑も豊富。中自然の森では6月にホタルが放たれている)
(翔)
対局が定跡形で進んでいることもあり、控室にはのんびりとした空気が流れています。
(福崎文吾九段と香川愛生女流王将。香川女流王将は来期王座戦に女流棋士枠で出場し、森信雄七段と対戦する→第63期王座戦一次予選)
(新聞解説の大石直嗣六段)
(翔)