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第62期王座戦五番勝負第1局

2014年9月 4日 (木)

両対局者の昼食

両対局者の昼食を紹介します。※対局者が食べる食事と同じメニューを撮影したものです。

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(羽生王座の昼食はシーフードピラフとグレープフルーツジュース)

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(豊島七段の昼食は玉子とじうどんとウーロン茶。かやくごはんがついている)

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(七味もついている)

(翔)

昼食休憩

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89手目▲6八金寄の局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲羽生54分、△豊島1時間12分(持ち時間各5時間)。内、休憩前の豊島七段の考慮は37分でした。休憩は正午~13時です。

(翔)

水面下の経験

11時50分現在、89手目▲6八金寄の局面で豊島七段が考えています。

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1手前の△6九銀までは実戦例がありましたが、▲6八金引が指されていました。

しかし大石六段は、以前に豊島七段との研究会でこの局面の経験があるそうです。

(以下、棋譜コメントからの引用)

ここでは△4三金(参考1図)が有力のようだ。

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以下▲同成桂△同飛の進行も考えられるがスッキリさせた意味もあり、代えて▲6四金(参考2図)がどうかと示されている。

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以下△同飛は▲4三成桂(参考3図)。

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また△9三飛は▲4三成桂△同飛▲5三金打(参考4図)で先手が指せそうとのこと。

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よって▲6四金には△3三金▲6三金△5九銀不成(参考5図)が考えられるところで、「これは急に後手が勝ちになりましたね」と福崎九段。

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ただ△4三金に先手に選択権があり、その他にも手段があるやも知れず、先手が攻めきるか、後手が間隙をぬってカウンターを繰り出せるかの勝負になるようだ。

(以上、棋譜コメントより引用)

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(大盤解説会に出演する久保利明九段が控室に到着した)

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(前例から離れ、検討は熱を帯びている)

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(千田四段らは別の継ぎ盤を出して検討を始めた)

(翔)

棋士、続々来訪

控室には棋士や奨励会員が訪れています。

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(右、宮本広志四段)

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(香川愛生女流王将、室田伊緒女流初段)

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(千田翔太四段も来訪)

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(立会人の福崎文吾九段と観戦記担当の若島正さんが検討を見守る)

(翔)

どこで変化するか

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控室では「▲永瀬-△羽生戦」「▲渡辺-△羽生戦」と聞こえてきます。前者は昨年12月に指された棋王戦(本戦・敗者復活戦)の▲永瀬拓矢六段-△羽生善治三冠(王座)、後者は直後の1月に指された王将戦七番勝負第1局の▲渡辺明王将-△羽生善治三冠(王座)です。いずれも本局と同じように進んでいます。

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(「これは完全に豊島君に何かの準備がありますね」と大石六段)

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(モニターを見ながら「どこまで一緒なのかなぁ」)

(翔)

10時50分頃の控室

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(大石六段を中心に検討が行われている)

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(大盤解説会に出演する室田伊緒女流初段が控室に到着した)

(翔)

ウェスティンホテル大阪の周辺(3)

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(照明の色が赤・青・黄などに変わり、幻想的な光景)

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(滝を上から見る。ガラス越しにレストランで食事をしている人の姿も見える)

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(なんと! 滝見小路のガラスの上から一気に水が流れてきた。まるで水のカーテンだ)

(翔)

ウェスティンホテル大阪の周辺(2)

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(ウェスティンホテル大阪の東隣に見えるツインタワーが、梅田スカイビル。2つのビルが上部で連結している。最上部は高さ173メートルから360度のパノラマが楽しめる空中庭園展望台だ)

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(スカイビルの真下から、連結部分を見上げる。横に「一」の字に延びるのは22階の連絡通路。その上に「ハ」の字に見えるのは展望台に向かうシースルーのエスカレーター。展望台に行くには必ず通らなければいけない)

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(中自然の森。奥は森を見ながら食事ができる「滝見小路」)

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(滝見小路から視線を上げると、ウェスティンホテル大阪が見える)

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(森の中に入ることができる)

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(足元は照らされている)

(翔)

ウェスティンホテル大阪の周辺(1)

昨晩、ウェスティンホテル大阪の周辺を歩きました。

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(ウェスティンホテル大阪)

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(正面玄関)

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(玄関前の噴水)

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(ウェスティンホテル大阪の周辺は「新梅田シティ」として整備されている。「中自然の森」など緑も豊富。中自然の森では6月にホタルが放たれている)

(翔)

10時頃の控室

対局が定跡形で進んでいることもあり、控室にはのんびりとした空気が流れています。

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(福崎文吾九段と香川愛生女流王将。香川女流王将は来期王座戦に女流棋士枠で出場し、森信雄七段と対戦する→第63期王座戦一次予選

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(新聞解説の大石直嗣六段)

(翔)

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