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(22時のモニターの様子。藤井九段が83手目に▲5二とと捨てた)
(行方八段、飯塚七段、宮田五段) (窪田六段、吉田四段) (梅田望夫さんが控え室へ。梅田さんの著書『シリコンバレーから将棋を観る』が第22回将棋ペンクラブ大賞の文芸部門の大賞を受賞した)
21時30分、藤井九段が73手目▲3四銀成を着手しました。控え室ではこれで受けが難しいと見られていました。藤井九段が勝利に向かって突き進んでいるようです。 (藤井九段が73手目▲3四銀成を着手する様子)
図は69手目▲6二歩まで。藤井九段は手裏剣を放ちました。△同角は▲3二金まで。△同飛も▲8四角が生じます。控え室では△4二玉の早逃げが検討されていますが、▲3三桂成△同桂▲3四銀成△同金▲5四銀(参考図)が▲2二飛成以下の詰めろと、6五金取りになっています。また、▲6二歩の効果で8二飛の横利きが止まっているのも大きいです。
(21時。藤井九段は68手目△5一角を見て身を乗り出してきた) (検討する窪田義行六段。深浦王位とは兄弟弟子の関係にあたる。本局はどうも、深浦王位が苦しい展開だ)
図は67手目▲2三銀まで。▲6六金で金を交換した効果で、後手玉に詰めろがかかっています。以下△4一玉▲3三桂成△同金▲3四銀成が下の画像の局面。これは先手が勝つようです。
図は63手目▲6六金まで。深浦王位の受けに対し、藤井九段は自陣の守り駒を攻めに活用していきます。藤井九段は決めに出たようです。
豊川孝弘七段と飯塚祐紀七段が控え室へ。 (豊川孝弘七段。深浦王位と四段昇段が同時期(1991年10月四段)だ) (飯塚祐紀七段)
(行方八段を中心とした検討) (行方八段) (行方八段の検討を眺める宮田敦史五段)
(モニターを見る行方尚史八段) (険しい表情で検討する千葉幸生五段) (千葉五段と検討する吉田正和四段)