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2018年10月

2018年10月31日 (水)

ありがとうございました

第66期王座戦の中継は以上で終了となります。ご観戦いただき、ありがとうございました。第67期王座戦はもう予選がスタートしています。そちらもお楽しみに。

Dsc_5588(感想戦終了後、共同インタビューに答える斎藤新王座)

(紋蛇)

感想戦(2)

Dsc_5521(最終盤に勝負手があったことがわかると、中村前王座の空気が変わった)Dsc_5525

Dsc_5526(快勝に見えた斎藤新王座だが、最後はリスクのある決め方だったか)

Dsc_5539

Dsc_5553(最後は上座の前王座が駒を仕舞う。第66期王座戦が終了した)


(紋蛇)

感想戦(1)

Dsc_5487(大盤解説会から対局室に戻って、感想戦が行われる)

Dsc_5494(斎藤新王座)

Dsc_5496

Dsc_5500(中村前王座)

Dsc_5507

(紋蛇)

大盤解説会へ

インタビュー終了後、両者は大盤解説会に向かいました。ファンへの感謝を述べたあとに、一局のポイントを振り返りました。
Dsc_5448

Dsc_5451

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(紋蛇)

2018年10月30日 (火)

終局直後

Dsc_5436(終局直後。カメラは勝者に向けられる)

Dsc_5434_2(斎藤新王座。2連勝から2連敗の悪い流れで踏み止まり、初タイトルを獲得した)Dsc_5435(中村前王座。怒涛の追い込みを見せたが、初防衛はならなかった)

【終局直後のインタビュー】

――本局の内容について。

斎藤 中盤の角打ちが成立するかは難しいかと考えましたが、桂得が楽しみでやれるんじゃないかと思っていました。

中村 序盤で不用意な駒組みになってしまいました。そのあとはどう粘るかという感じで、常に苦しかった将棋だと思います。


――斎藤新王座が勝ちになったと思ったのは。

斎藤 ▲4三桂から詰めろ詰めろで迫れるのがわかったので、そこでようやくですね。

――シリーズを振り返って。

斎藤 第5局の前から押される将棋が多かったので、今日は何とか作戦勝ちになればと序盤から緊張感を持ってやろうと思っていました。全体的にどちらが勝ってもおかしくない将棋が多かったですが、最後で踏ん張れたのは少しは成長できたかなと思います。

中村 難しい将棋が多かったですけど、勝負どころで積極性が欠け、形勢を損ねた将棋が多かったと思います。勝負勘が足りなかったと思います。

――今期王座戦の結果を受けて。

斎藤 この1、2年は若いタイトルホルダー、棋戦優勝者が増えて、なかなか私はそこに届かなかったので、その点では満足しています。まだ実感はないですけど、これからしっかり、将棋、実力、普及ともに精進していかなければと思っています。

中村 昨年タイトルを獲得して初の防衛戦でした。防衛に挑戦する気持ちでやったんですけど、自分の実力のなさを感じたシリーズだったので、また精進してこの舞台に戻ってこられるように続けたいなと思います。

(紋蛇)

斎藤七段が初タイトル奪取

Ouza201810300101109109手まで斎藤七段が勝ちました。終局時刻は21時39分。消費時間は▲斎藤慎4時間53分、△中村太4時間59分。この結果、第66期王座戦五番勝負は3勝2敗で斎藤七段の勝利。初タイトルとなる王座を奪取しました。

(八雲)

大詰め

98

中村王座の勝負手△7七銀に対し、斎藤七段は▲7七同金△7六歩に▲4三桂から寄せ合いに向かっています。

101
斎藤七段は一直線に勝とうとしています。いよいよ大詰めです。

(紋蛇)

斎藤七段がリードを広げる

91

▲5七金は21時ごろの局面。斎藤七段は金銀を玉に近づけ、落ち着いた指し回しでリードを拡大しています。

Dsc_5223(昼食休憩後の斎藤七段。初タイトルに向けて、着実に前進している)

(紋蛇)

常磐ホテルのギャラリー

Dsc_5308(昭和天皇がご宿泊されたときの写真)

Dsc_5324(天皇と皇后陛下もご宿泊された)

Dsc_5312(皇太子殿下)

Dsc_5315(対局室の九重にたたずむ、井伏鱒二)

(紋蛇)

先手優勢

79
▲6五銀まで、控室の評判は「先手優勢」です。先崎九段は「全局的に押しているからね」と解説したあと、「いや、これきついね」とつぶやきました。
先手は銀2枚の厚みと桂得が大きく、2筋の垂らしも後手玉を狭めてよく利いています。後手は大駒が押さえ込まれており、粘るのは容易ではありません。

Dsc_5413(20時15分ごろの控室)

(紋蛇)

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