横浜市内には多くの歴史的建造物が残っています。貿易拠点として発展したことから、港に関係する建物が多くあります。
(横浜市開港記念会館。1917年開館、今年7月1日に開館100周年を迎えた。国の重要文化財に指定されている。時計塔は「ジャックの塔」の愛称があり、「横浜三塔」のひとつに数えられる)
(横浜税関本関。1934年完成、当時は横浜で最も高い建物だった。塔屋は「クイーンの塔」と呼ばれる。横浜三塔のひとつ)
(神奈川県庁本庁舎。1928年完成、登録有形文化財。塔屋は「キングの塔」として親しまれている。横浜三塔のひとつ)
(帆船日本丸。1930年に建造された練習帆船で、船員の育成に使われた。現在は定期的に総帆展帆を実施している)
(横浜赤レンガ倉庫。国の保税倉庫として1911年に2号館が、1913年に1号館が竣工した。現在は横浜みなとみらい21の代表的な観光名所になっている)
(文)
対局場の横浜ロイヤルパークホテルは、横浜ランドマークタワーの上層階にあるホテル。これまでに王座戦で何度も対局が行われてきました。羽生王座と中村六段がここで盤を挟むのは、2013年の第61期五番勝負第3局以来。そのときは中村六段が勝ちました。
囲碁の王座戦五番勝負でも対局場として使われており、10月20日(金)には井山裕太王座と一力遼七段による第65期五番勝負の第1局が、横浜ロイヤルパークホテルで行われます。
手元のデータベースから、羽生王座の王座戦五番勝負における横浜ロイヤルパークホテルでの成績を調べました(対局者の肩書は当時)。2003年の第51期五番勝負第5局は、終盤で羽生王座の指が激しく震えたことで有名な一局です。
2016年 第1局 ○糸谷哲郎八段
2015年 第1局 ○佐藤天彦八段
2014年 第5局 ○豊島将之七段
2013年 第3局 ●中村太地六段
2012年 第2局 ○渡辺 明王座
2006年 第1局 ○佐藤康光棋聖
2003年 第5局 ○渡辺 明五段
(文)