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――今日の将棋を振り返っていかがでしたか。
「こちらがすごく攻められる感じだったので怖くはあったのですけれど……進んでみると、少し余せそうなのかなと感じていました。ただ、具体的にはわからなかったですが」
――羽生王座への挑戦権を獲得されましたが、五番勝負の意気込みをお願いします。
「しっかり準備をして、精一杯、実力を出しきれるように、気持ちを込めて戦いたいと思います」
――王座挑戦は2回目になりますが、前回と今回で違いは。
「ここ数年は挑戦に全然絡めない時期が続いたので、まっさらな気持ちで臨みたいと思います」
【青嶋未来五段の談話】
――今日の将棋を振り返られていかがでしたか。
「中盤からは全然ダメになってしまって。そこからはどうしようもなかったです」
図の局面で青嶋五段が投了を告げました。終局時刻は17時16分。消費時間は、▲青嶋2時間57分、△中村3時間54分。
中村太六段が、2度目となる王座挑戦を決めました。
(紋蛇)
前図から中村太六段は41分の長考で△5七歩成と攻めに出ました。
「最も直線的な順に踏み込みました。以下は▲3四桂に△3八歩▲同金△5六角などが予想される進行例です。いずれにしても早い終局が予想されます」(野月八段)
(八雲)