琵琶湖疏水(2)
蹴上(けあげ)インクラインは、全長582メートル(勾配1/15)の坂を通した、水運を可能にするための傾斜鉄道です。2つの船溜まりを鉄道で結び、船ごと台車に載せて昇降させました。
1891(明治24)年、蹴上発電所の営業運転開始とともに運用が開始されましたが、陸運の発達にともない利用が減少し、1951(昭和26)年に休止されました。
現在は形態保存され、当時の模様を伝える台車と船が展示されています。
(現在は人が歩くことができる。大きな石は当時からあったものだろうか、人が歩きやすいように入れられたものだろうか)
(蹴上インクラインの下を通るトンネル「ねじりまんぽ」。レンガが水平ではなく、ねじるような形で積み上げられている)
(翔)