「陣屋さんぽ道」
「陣屋さんぽ道」は、宿で配布されている案内マップ。本日は、この図に記されている場所を厳選して紹介していきたい。
【陣屋の歴史】
「北に丹沢、大山を背負い、
南は大磯、茅ヶ崎海岸に面している。
一万坪の敷地内に今も蛍湧く飯泉と
カルシュウム含有量世界一を誇る温泉が
千年湧く、恵まれた地利にある。
いざ鎌倉に備え、
時の侍所別当 和田義盛公が守った
西の砦であった。
大正時代、三井物産の奥座敷として始まり、
終戦までは、平塚で栄えた火薬廠や、海軍の将校が
馬車で通うのが風物であったという。(旅館になったのは大正末)
松風の間はその時大磯から移築されたもので、
明治天皇の為に黒田藩主が建てたものである。
将棋の対局は昭和15年
関根名人からの歴史を刻み、
今も名勝負が行われている。」
(文)