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2010年9月

2010年9月22日 (水)

13時対局再開

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両対局者を待つ記録係の藤原結樹二段と立会人の有吉道夫九段

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12時59分に羽生王座が入室。席に着くと立会人の有吉道夫九段が
「時間になりました」と声をかけた

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「棋譜を1枚貸して下さい」と声をかけ記録係から受け取り、昼食休憩までの
流れを確認

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鋭い視線を盤上へ飛ばす羽生王座

(吟)

昼食休憩に入る

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図の△3二金に藤井が17分使って、12時となり昼食休憩に入った。
消費時間は▲藤井1時間14分、△羽生1時間26分。対局者の昼食
は、羽生が季節の弁当とジンジャーエール。藤井はざるうどん膳とグ
レープフルーツジュース、コーヒー。対局再開は13時。

(吟)

丁々発止の駆け引き

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11時30分、図は△8四歩と羽生王座が突いた局面。
「先手が玉形に手をかけるならば▲7七銀~▲7八玉
~▲6八金上の片矢倉が考えられます」と谷川九段。
珍しい形となり、序盤の構想力が問われる展開とな
った

(吟)

「中の坊瑞苑」の庭園

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涼しげな庭園が広がり、見るものを癒してくれる

(吟)

有馬の名産品

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有馬の名産品である「有馬かご」。対局室のある8階にも
さりげなく飾られてある

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こちらも有馬名産の「有馬筆」。「有馬かご」も「有馬筆」も
「中の坊瑞苑」の1階にて販売されている

(吟)

有馬温泉

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(吟)

ホテルオークラ神戸

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神戸ポートタワーの隣に見えるホテルオークラ神戸は第54期
王座戦第3局で羽生王座が佐藤康光棋聖(当時)を相手に、
秘術をつくした難解な将棋の末、15連覇(2006年9月27日)を
決めた対局場。9月27日は羽生王座の誕生日でもあり、自ら
祝った形となった

(吟)

変則的な出だし

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先手の藤井九段が居飛車を選択した。10時10分の局面は
図の▲7八銀と上がったところ。互いに左美濃の格好となる
一風変った駒組みとなっている。先手・藤井九段の矢倉での
新趣向が見たいと言う声は多い

(吟)

立会人

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(立会人の有吉道夫九段)

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“谷川光速流”と“有吉火の玉流”のツーショット

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右が日本経済新聞観戦記を務める若島正氏

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若島氏は詰将棋作家の大家としても有名

(吟)

対局開始

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対局開始の合図が立会人の有吉道夫九段によって
発声されたが、藤井はしばしの間、目を閉じて集中
していた。関係者は固唾を飲んで見守っている

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藤井の初手は▲7六歩

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藤井九段の▲7六歩を見た羽生王座の表情

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(吟)

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