2025年2月 4日 (火)

検分は16時開始予定でしたが、準備が整っていたため15時50分から始められました。お盆に用意されていたものを変えるリクエストがあったほかは問題になるところはなく、5分ほどで終了しました。

Dsc_1464_2 (王将を据える藤井聡太王将)

Dsc_1476 (永瀬拓矢九段)

Dsc_1470(盤側は右から立会人の青野照市九段、副立会人の中村太地八段、記録係の吉田響太三段)

Dsc_1494 (永瀬九段はペットボトルのお茶を水に変えるよう頼む。藤井王将のペットボトルはお茶2本、水1本だった。また、ともに小さなお菓子の入った器は下げるよう頼んでいた)

藤井聡太王将に永瀬拓矢九段が挑戦するALSOK杯第74期王将戦七番勝負第3局は、2月5・6日に東京都立川市「オーベルジュ ときと」で指されます。ここまで藤井王将が2連勝。藤井王将が一気に追い詰めるか、永瀬九段が踏みとどまるか注目の一戦です。
持ち時間は各8時間。1日目18時時点で手番の棋士が封じ手を行います。昼食休憩は両日とも12時30分から13時30分。おやつは両日とも10時30分と15時に出されます。
立会人は青野照市九段、副立会人は中村太地八段、記録係は吉田響太三段(所司和晴七段門下)。スポーツニッポンの観戦記は関口武史指導棋士五段が担当。
現地大盤解説会(申し込みは締め切られています)の解説・聞き手は中村太八段と室谷由紀女流三段が務めます。
将棋連盟ライブ中継の棋譜・コメントは紋蛇、本ブログは銀杏が担当します。よろしくお願いいたします。

◇主催
第74期王将戦 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/oshosen2025
王将戦-スポニチ Sponichi Annex
https://www.sponichi.co.jp/society/tokusyu/osho2018/
【日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/

◇特別協賛
ALSOK杯第74期王将戦|ALSOK
https://www.alsok.co.jp/info/alsokhai-oushousen/

◇協賛
【囲碁・将棋チャンネル】
https://www.igoshogi.net/shogi/oushou/74th/74oushou_seven_battle.html
【立飛ホールディングス】
https://www.tachihi.co.jp/social/art-culture/
【inゼリー】
https://www.morinaga.co.jp/in/jelly/
【名古屋鉄道】
https://top.meitetsu.co.jp/

◇対局場
【オーベルジュ ときと】
http://www.aubergetokito.com/

2025年1月26日 (日)

Chokugo01(勝った藤井聡太王将)

Chokugo02 (敗れた永瀬拓矢九段)

Chokugo03(主催紙インタビューが行われた)

── 横歩取りの戦いでした。1日目を振り返って。
藤井 一度戦いが始まると激しくなりやすい将棋なので、一手一手が非常に難しいかなと思っていました。20250125_28── △8八角成(28手目)に▲同金と応じました。
藤井 ▲8八同銀だと△2八角と打たれる手があって、そのときに飛車を切って(▲3二飛成△同玉)▲2九金のような指し方もあると思うのですが、後手玉も結構堅いので。本譜の▲8八同金は△2八角なら▲2三歩△同歩に▲2二歩と打って△同金▲7七角△7六飛に▲2二角成みたいな図が作れれば、△7九飛成が王手にならないのでメリットがあるかなと思ったのですが、ただ、やっぱり本譜のような形でどうしても負担になってしまうので、その辺りも非常に難しかったと思います。

── 永瀬九段が大長考で△1四歩(42手目)と指されましたが。
藤井 ▲3四飛(41手目)の局面で△4四歩とか△7四歩とかを考えていたのですが、ちょっと△1四歩は予想していなくて。ただ、指されてみると▲9六香のような自然の手が思わしくない感じもしたので、手を渡されてこちらも何を指せばいいか分からなかったです。
20250125_42_2── 封じ手は▲5六角(43手目)。
藤井 ▲5六角は、次に▲9三歩成とか▲2四歩を見せて、という手ではあったのですが、あまり急所には利いていないで、それほど感触のよい手ではなかったですけど、何を指せばいいか、考えてもなかなか、しっくりくる手が難しかった気がします。

── ほかにも封じ手は何か考えましたか。
藤井 ▲9六香とか▲9三歩成とか▲6六角とか、色々あるかなという気はしたのですが、結局何がいいのか分からなかったです。

── 中盤戦から終盤戦にかけては。
藤井 ずっと形勢は、よく分からないまま指していました。20250125_75_2── どの辺りで好感触を得られましたか。
藤井 △8七角成▲同銀(75手目)で△同飛成だと▲3二金から追っていって、飛車を抜くような筋があるので、その辺り際どいのですが、少し余せている可能性もあるのかなと思いました。

── 第3局に向けて。
藤井 第3局は後手番になるので、まずは序盤で立ち後れることがないように、しっかり準備をしていきたいと思います。

Chokugo04

── 横歩取りになりました。序盤の手応えは。
永瀬 難しいのかなという気がしたんですけど。

── △1四歩の局面はどのようにその局面をとらえていましたか。
永瀬 攻める手が全部余されそうな気がしたのですが、ただ、手番を渡したときに具体的に何を指されるか分からない気もしたので。

── 1日目の進行について。
永瀬 封じ手が直接手じゃないのであれば難しいのかなという感じがしたのですが、選択肢が多すぎて絞れないので、どう指されるか分からなかったですし、どれも有力なのかなと思いました。20250125_43_2── 封じ手は▲5六角でした。
永瀬 本線ではなかったですが、有力な候補手なのかな。ただ、絞れてはいなかったので、指された手に対応するしかないのかなと思っていました。20250125_55_2── 中盤戦の攻防は。
永瀬 難しいかと思ったのですが、直線が結構負けの変化が多いような気がしたので。▲2四歩(55手目)と打たれる手が見えていなくて。その局面が難しいのであれば、うまくバランスを取りたかったですが、局面が複雑になっていて、どれがいいか判断がつかなかったです。

── 第3局に向けて。
永瀬 先後が決まっていますので、3局目も準備をして頑張りたいと思います。

Chokugo05

(書き起こし:夏芽)

投了図

ALSOK杯第74期王将戦七番勝負第2局は、93手で藤井王将が勝ちました。終局時刻は18時30分。消費時間は▲藤井王将7時間57分、△永瀬九段7時間59分。

この結果、七番勝負は藤井王将の2連勝。第3局は2月5、6日(水、木)に東京都立川市「オーベルジュ ときと」で行われます。