2015年1月11日 (日)

Img_1304平成7年に復元された掛川城の表玄関「大手門」。棟上のシャチ瓦が勇壮な構えだ。

Img_1305大手門脇には、歴代の掛川城主が記されている。

Img_1306歴代城主の中でも、豊臣秀吉の天下時代に城主となった山内一豊の存在は重要で、天守閣や大手門を築き、城下町の整備も行った。関ヶ原の合戦の後、一豊は出世して土佐に移ったため10年余りの掛川城主だったが、掛川の歴史に大きな足跡を残した。

Img_1307_2掛川城前を流れる逆川。右奥に見えるのが掛川城。ちなみに「掛川」という川はない。

Img_1311城下では特産の掛川茶が売られている。

Img_1312日本一の呼び声高い掛川の深蒸し茶。ピンからキリまであるが、手ごろなものもある。

Img_1314山内一豊と妻のお千代。お千代が密かにたくわえていた黄金で、天下の名馬を買ったという内助の功の逸話がある。司馬遼太郎の小説「功名が辻」では、その馬で織田信長が催した馬揃えに出た一豊が信長の目に留まるというエピソードが、序盤の見どころのひとつだ。

5915時34分、渡辺王将は▲5五銀左。前例を離れる新しい一手です。
ただし、この手を予想していた棋士が控室にひとり。前例の将棋を指していた西尾六段で、実戦の後、研究会でこの手が出ていたために、予想のひとつとして挙げていました。進行例は△5五同銀に▲4七銀。銀損してから角取りに銀を引くという意表の展開です。

「この手は初見ではまず当たらないです。西尾さんが絶妙のタイミングで来てくれて助かりましたね」と中座七段。その西尾六段は帰りの新幹線の時間があるため、この手が指されてすぐに控室を後にしています。
研究会で指された有力手の情報は、水面下で伝わります。渡辺王将の情報網にもこの手が入っていたのかもしれません。

Img_145615時過ぎ、現地近くの掛川市中央図書館で行われていた将棋講座イベントで講師を務めていた棋士が来訪した。右から西尾明六段、高野秀行六段、安食総子女流初段。西尾六段は本譜の前例を一昨年公式戦で指した。高野六段も角換わりのスペシャリストとして知られた存在。専門家の来訪に検討が盛り上がっている。

15時を回り対局室におやつが運ばれました。

Img_1446渡辺王将は「ベイクドチーズ」と「ホットコーヒー」。

Img_1448郷田九段は「和菓子(上生菓子=福梅と水仙)」と「抹茶」。

Img_1452控室では大盤解説から戻った中座七段が掛川茶で一服。手前のイチゴは「紅ほっぺ」だ。

13時から現地大盤解説会が始まっています。

【現地大盤解説会】(再掲)

第1局は対局場の掛川城に隣接する大日本報徳社大講堂にて、現地大盤解説会が開催されます。国の重要文化財にも指定されている歴史ある建造物で、現地ならではの臨場感あふれる解説をお楽しみください。
※会場脇では、掛川グランドホテルのデリバリーサービスで温かい食べ物も販売されています。

■日時

1日目:1月11日(日)13時~18時(封じ手まで)
2日目:1月12日(月・祝)10時~対局終了まで

■会場
大日本報徳社大講堂
※会場には専用駐車場はありません。
 公共交通機関または大手門駐車場など有料駐車場をご利用ください。

■参加料
1月11日 1,000円
1月12日 1,500円
※高校生以下無料

■掛川市 王将戦イベント情報
第64期将棋王将戦七番勝負第一局

Img_1428国の重要文化財に指定されている建物で解説会が行われている。

Img_1426副立会の中座真七段が▲4五歩の仕掛けを解説中。

Img_1435大日本報徳社。

Img_1410建物の裏手から。

Img_1436二宮尊徳の像。

Img_1442正門。経済門(左)と道徳門。経済と道徳は同じ高さ(等しく重要)であることを表している。