2015年1月29日 (木)

01_4112時30分、図の局面で昼食休憩に入りました。現局面までの消費時間は▲渡辺49分、△郷田1時間2分(持ち時間、各8時間)。昼食は渡辺王将が鴨南ばんそば、郷田九段が天ぷらそば、苺(とちおとめ)ジュース。対局は13時30分に再開します。


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Dsc_0265 (渡辺王将は鴨南ばんそば)

Dsc_0291 (郷田九段は天ぷらそば、苺(とちおとめ)ジュース)

ホテル花月は創業140年余。王将戦は9年連続9回目の開催です。ホテルのとなりを清流・那珂川が流れ、はるか先には八溝山系の雄大な景色が広がります。名物は鮎料理。そのほかにも「とちぎ和牛」や地元のフルーツも楽しめます。
下で紹介するサイトは大田原市文化振興課が運営しているもの。第55期王将戦以降の栃木対局の写真があります。ホテル花月は第56期から開催しています。

【栃木県の王将戦特設サイト】
http://e-5566.com/oushyo/

Dsc_0222 (ホテル外観)

A212 (ロビーには過去の王将戦の写真や色紙が飾られている)

A218 (第62期の写真と色紙。渡辺王将はこの期に初めて王将位を獲得した)

大田原市(おおたわらし)は栃木県の北東部に位置する都市。東部は茨城県と福島県に接しています。2005年10月に湯津上村、黒羽町と合併して現在の形になりました。自然豊かな土地で、市内を流れる那珂川・箒川は鮎の漁獲量日本一の清流として知られています。
人口は約7万5千人。古代から人々の営みがあり、市内では古墳や土器が見つかっています。江戸時代には旧奥州街道の宿場町として栄えました。

ホテル花月のある黒羽地区も古くから栄えた町で、「那須与一」や「松尾芭蕉」のゆかりの地です。大田原市を中心として地域は、かつては那須一族が治めており、那須与一は平安時代末期の武将の武将で弓の名手でした。大田原市のイメージキャラクター「与一くん」は那須与一に由来します。松尾芭蕉は江戸時代前期の俳人で「俳聖」と呼ばれました。芭蕉は弟子の曾良を伴って「奥の細道」の旅に出ましたが、当時もっとも長く滞在した土地が現在の大田原でした。市内にはいくつもの句碑が残されています。

近年は将棋の町としても有名で、大田原市で王将戦が開催されるのは今年で10年連続。地元の子どもたちが検分と対局開始の様子を見学。前夜祭にも子どもたちの姿がありました。

01_34_2▲4六銀△4五歩(図)と進みました。最近流行している形で、△5三銀▲3七桂の進行と比べると、後手が主導権を握れる可能性があります。郷田九段が公式戦で△4五歩を指すのは本局が初めてですが、▲郷田-△渡辺戦では同じ形を指しています(今期順位戦A級)。
ちなみに図の少し前、神谷八段は「34手目に△4五歩を指す」、中村修九段は「歩を突かずに△5三銀とする」と予想対決をしていたようです。_

Dsc_0199 (肩を落としてモニターを見る中村修九段)