昼食休憩(1日目) 12時30分、図の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は佐藤1時間45分、渡辺1時間26分(持ち時間、各8時間)。先手は3四の歩を取れるのかどうか。検討陣からは「(渡辺明竜王は▲3四銀を)誘っていますね」という声が聞こえてきました。 (対局開始前の渡辺明竜王)
ネットを通じてコミュニケーション ニコニコ生放送では画面上にユーザーのコメントが流れます。現地では中座七段が野月七段(ニコニコ生放送解説中)にコメントを送りました。それに対して野月七段が返事をする。中座七段がコメントを返す。このようなやりとりがしばらく続きました。 (ニコニコ生放送の画面) (中座七段はスタッフを通じて野月七段にコメントを送る)
午前のおやつ(1日目) 10時30分、対局者に午前のおやつが出されました。佐藤康王将はキウイジュース、ホットコーヒー、フルーツの盛り合わせ。渡辺明竜王はアイスコーヒー、フルーツの盛り合わせ。 (佐藤康王将のおやつ) (キウイジュース) (渡辺明竜王のおやつ) (フルーツの盛り合わせ。金箔が美しい) (10時35分ごろのモニター映像)
予想が当たらない 相掛かりは矢倉や角換わりと比べて、定跡化があまり進んでいません。相掛かりを得意とする中座七段でも次の一手を当てるのは難しいようです。相掛かりは棋士の個性が出やすい戦型という言い方もできます。 (「予想が“当たらない”自信が出てきました」と中座七段)