2020年2月

2020年2月 8日 (土)

大田原市内にある那須神社。本殿と楼門は国重要文化財。おくのほそ道風景地名勝でもあります。那須与一が屋島の戦いで扇を矢で射落とすことができたことに感謝し、奉納したとされる太刀が伝来しています。

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Img_3504(渡辺王将が数年前に書いた絵馬)

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駒のポジション争いから2筋の壁をほぐした後手に対して、先手は▲7七桂から▲6五桂とあっという間に桂を五段目に跳ねだしていきました。攻めかかろうとしています。後手が強い対応を試みれば、急な流れになるかもしれません。

Dsc_5468(青野九段と中座七段が検討している)

Dsc_5471(写真左上が先手。華々しく戦ったあとがうかがえる)

ホテル花月のすぐ横を那珂川が流れています。鮎釣りもできる清流として知られていますが、昨年は台風19号で周辺に被害が出ました。一部堤防が決壊し、鮎捕獲用の「やな」も流されてしまったそうです。少しずつ復旧が進んでいます。

Dsc_5317(左がホテル花月、右が那珂川。中央の駐車場は2日前に整備が終わったばかり)

Dsc_5332(写真中央の階段一段目まで増水し、駐車場は石や岩で埋め尽くされた)

Dsc_5321(駐車場のすぐ横は石がごろごろ。台風直後はこのような状況だっただろうか)

Dsc_5327(土砂の影響で川の左右の高さが変わり、本流と直角に向かう流れができた)

Dsc_5330(それでも那珂川はいまも変わらず美しい)

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長谷部浩平四段が控室を訪れました。栃木県小山市出身。戦後初の栃木出身棋士として知られています。第64期王将戦七番勝負第3局の大田原対局で記録係を務めたこともあります。今回は『将棋世界4月号』で本局をレポートするために訪れたそうです。

【当時の中継ブログ=第64期王将戦七番勝負第3局 1日目終了】
https://kifulog.shogi.or.jp/ousho/2015/01/post-2b4d.html
 

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長谷部四段の△5五銀に対する印象は「とてもアグレッシブな手」。▲5六歩には銀を引くことになりますが、先手陣も弱体化します。後手の手番なら△3三歩▲同歩成△同銀から△4四銀上とぶつける狙いもあるといいます。


Dsc_5448(長谷部四段)

Dsc_5418(将棋世界3月号には、大川慎太郎さんの第1局観戦記が掲載されている)