（定刻の９時を迎えて対局が始まる）

（広瀬八段の初手は▲２六歩だった）

（関係者や報道陣が退出して、対局室が静寂となる。渡辺明王将の２手目は△３四歩だった）

（８時47分、広瀬八段が先に入室した）

（渡辺明王将の入室は8時48分）

（先手番の広瀬八段）

（後手番の渡辺明王将）

（駒を並べ終えて定刻の9時を待つ）

（18時から関係者のみの夕食会が行われた）

 中田卓二・毎日新聞横浜支局長
「箱根は昨年に台風19号（19日に「令和元年東日本台風」と命名された）の被害の復興の途中です。明るい話題を提供いただきたいと思います」

勝俣浩行・箱根町副町長
「王将戦は1950年以来、数々の名勝負を繰り広げられており、箱根での対局を光栄に思います。素晴らしい一戦になりますよう、健闘を期待しています」

松尾文明・松尾工務店代表取締役社長
「ホテル花月園は、前回の東京オリンピックのときに、宿泊所が足りないということで建てられたものと思います（ホテルは1963年創業、オリンピックは翌64年開催）。渡辺王将は2013年度に羽生善治九段との対戦（第63期第３局）で盛り上げていただきました。今回も楽しみです」

鈴木輝彦・日本将棋連盟理事
「王将戦はタイトル戦の中でも大変に歴史ある棋戦です。陣屋事件や羽生七冠などの出来事がありました。両対局者も歴史の１ページを飾る勝負を期待しています」

（左から挑戦者の広瀬八段、副立会人の中田宏八段、立会人の深浦九段、渡辺明王将）

本日はファンが参加する前夜祭はなく、関係者のみの夕食会が行われました。料理の一部を紹介します。

（色紙に揮毫する渡辺明王将）

（続いて広瀬八段が揮毫する）

（迫力のある２人の揮毫）

（２パターン目の色紙はこちら）

（17時から対局場で検分が行われた）

（ホテル花月園で対局経験のある渡辺明王将）

（検分に臨む挑戦者の広瀬八段）

（照明などの確認をする渡辺明王将）

（広瀬八段からの注文もなく５分程度で終了した）