2017年3月

2017年3月 2日 (木)

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注目の封じ手は△6二角でした。放っておくと、先手から▲3五銀と引く味のいい手があったので、それを牽制するとともに、△2六歩や△2七歩▲同飛△2六歩と飛車を押さえる手を見せています。
副立会人の田村康介七段、Twitter解説の千葉幸生六段や宮田敦史六段も挙げており、本命の一手です。

2017年3月 1日 (水)

1日目が終了し、副立会人の田村康介七段に見解を聞きました。

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ゴキゲン中飛車対超速3七銀戦法の定跡形でした。久保さんが第1図で△8二玉と先に第1局から手を変えました(第1局は△3二銀)。自信がなかったか、いろいろやりたかったか気になります。

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そのあとの郷田さんの▲3五歩△同歩▲6六歩(第2図)の組み合わせは驚きました。予想しにくい手順です。
時間をあまりかけていなかったので研究してきたのだと思います。

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封じ手直前の第3図で先手が▲2四同銀としたのは意外でした。▲5六歩も有力でしたが、自信を持てなかったのだと思います。▲2四同銀は中央から離れて、自分が振り飛車を持っていたら読まない手です。
第3図で▲2四同銀としたところで封じ手になりました。△6二角や△6五銀が有力。△6五銀を選ぶなら自信を持っているのではと思います。▲3五銀と引く手を許すので。△6二角は▲3五銀を牽制して悪い手ではありませんが、利かされた感じもあります。

28_2時刻は17時。昼食休憩明けから△5三銀▲3五銀△5一角▲6五歩△5四銀(図)の5手しか指されていません。郷田王将の「うーん」という声が、モニターから何度も聞こえてきます。


B510 (17時12分のモニター映像)

佐渡は世阿弥が流された由縁から、能が盛んでした。島内には30を超える能舞台があるそうです。毎年4月から12月にかけて、島内各地で演能が多数開催されています。

B454 (ホテルのすぐ近くにある諏訪神社)

B468(諏訪神社の能舞台)

B460

B109 (こちらはホテルから少し離れたところにある能舞台)

B115 (1964年に昭和天皇の佐渡行幸があり、天覧能が舞われた)

B119

「佐渡グリーンホテルきらく」は、両津港から車で5分の高台にある宿。佐渡近海の海の幸を使った料理が豊富。椎崎温泉の湯が湧き、館内の大浴場や離れの露天風呂「朱鷺の舞湯」では、加茂湖や大佐渡山地を一望することができます

B452 (ホテル外観)

B482 (ホテルのロビー)

B449 (ここにもトキがいた)

B201_2 (大浴場からの眺望)

B173「朱鷺の舞湯」は貸切制の露天風呂)

B183 (今日から3月。ひな人形が飾られていた)

B185