豊島棋聖が勝ってタイに戻す 七番勝負第4局は119手で豊島棋聖の勝ちとなりました。終局時刻は18時0分。消費時間は▲豊島7時間47分、△菅井7時間14分。豊島棋聖が対戦成績を2勝2敗のタイに戻しました。第5局は8月29日(水)から30日(木)にかけて、徳島県徳島市「渭水苑」で行われます。
終局間近 17時53分ごろの局面。ここから▲6九竜と金を取り、△同竜に▲8四金△9二玉▲9四馬△7一桂に▲7二とで必至が掛かるようです。以下△8三歩と受けても▲同桂成があって無効。終局は間近と言われており、豊島棋聖が2勝目に近づいたようです。
それがいいんだ 17時20分ごろ、豊島棋聖は▲8五馬と6三から馬を引きました。次に▲6九竜として、△同竜には▲8三金の詰みを見ていますが、それを受ける△8三歩は、金を入手後に▲9四金から後手玉がやはり詰みます。よって受けとしては△8二歩くらいと見られていますが、▲6三歩成が悠々と間に合う展開で、この手を見た深浦立会人は「それがいいんだ」と、つぶやきました。
注目の一手 16時30分すぎ、豊島棋聖は▲8三桂成と王手で歩を取り、後手玉を直接攻めました。実戦は以下△同玉▲7五桂△9三玉(下図)と進んでおり、そこでの豊島棋聖の次の手が注目されています。 (控室のモニターで進行を見守る深浦立会人)
早い終局も 菅井王位は△6九金と打ちましたが、質駒になるうえ、△7九金が詰めろになりません。深浦立会人は「先手にいろいろと勝ちの手順がありそうな局面で、早い終局になるかもしれないです」と話しています。 (1日目、朝の菅井王位。逆転はあるだろうか)
決めに出たか 図は15時35分ごろの局面。豊島棋聖が▲7五桂と打った局面です。ここで△6九金は▲6五竜△7九金に▲6一竜で先手攻め合い勝ち。△2九竜なら▲6五金とし、次に▲7四金や▲5六角があります。放っておくのも▲6五金△6九金のときに▲8三桂成△同玉▲7四金△同歩▲6一竜の筋があり、豊島棋聖が決めに出たのではないかと見られています。菅井王位は次の手の考慮中に、残り時間2時間を告げられました。 (2日目、朝の豊島棋聖)