2019年5月23日 (木)

59▲木村-△佐々木大戦は、後手が△3六銀のB面攻撃から先手の桂を5五に跳ねさせて自陣の3三桂の頭を攻められるピンチを脱しました。この対応が好手で、現在は後手が指しやすい形勢と見られています。この一戦に自力優勝の懸かる木村九段がピンチです。

Oui20190523050144大阪の▲稲葉-△長谷部戦は攻め合いに進みました。後手が歩を垂らして攻めを継続しようといった局面です。ここで、星野良生四段を中心とする検討陣は、「後手優勢」と判断しています。

Img_7435(稲葉八段は苦しい時間が続く)
Img_7415(棋士室の見解は長谷部よし)

54▲阿久津-△菅井戦は、まず先手が銀を中央に繰り出して5五の歩を取りました。対する後手は、先手の銀の動きに乗じる形で自陣の銀を繰り出してぶつけ、先手が銀を引いたところで△5三角~△7五銀と歩を取り返しています。銀と歩を巡る複雑な攻防で、難解な中盤戦が続いています。

Img_3951 先に銀を取った阿久津八段。そのあと銀を自陣まで引き揚げている。

Img_3958 菅井七段は相手の動きを逆用して歩損を取り返した。

56▲千田-△中村太戦は後手が馬を作って手厚い陣形を作りました。先手は次に△6二銀と引かれると角の行き場がなくなるので忙しいところ。次の一手は形勢を左右する重要な手になりそうです。

Img_3936_2 勝負将棋で手厚い指し回しを見せる中村太七段。

Img_3941 千田七段は忙しい局面をどう乗り切るか。