2012年5月11日 (金)

Fw_56▲船江-△渡辺戦は手損のない角換わりに進んだ。△7三桂保留型から後手が仕掛け、先手が▲6四角と打ってその攻めを牽制する流れから、攻め合いに突入した。△7五歩(図)に対して船江五段が長考している。


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Tn_24▲豊島-△中村修戦は相矢倉に進み、後手の中村修九段が阿久津流を採用した。先日行われた名人戦第3局、▲森内俊之名人-△羽生善治王位戦で出た形だ。このときの立会人だったのが誰であろう中村修九段。名人戦の結果は先手勝ちだったが、中村修九段はその対局を見て何か気づいたことがあったのかもしれない。図のように5筋の歩を交換し、7三へ引くのが阿久津流の骨子。3一~6四~7三と動く通常ルートに比べ手得できるわけだ。実戦はここから▲7九角△7三角▲4六角△6四銀▲6八角と進んだ。ちょっと変わった動きだが、先手は角交換を狙い、後手がそれを嫌だと言っている。最後の▲6八角は、後手を6四銀型の凝り形にさせて満足、という態度だ。


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11時頃、控え室はまだ静か。鈴木大介八段、門倉啓太四段が姿を見せていた。今日の東京・将棋会館の対局立会人は田辺一郎七段。中継作業の様子を眺めながら、複数局の進行に目を走らせていた。

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(田辺七段)

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Mf_21▲牧野-△藤井戦は藤井九段が角道を止め、オーソドックスなスタイルの四間飛車に。近年は角道を止めない振り飛車(石田流やゴキゲン中飛車)の台頭によって、採用数ががくっと減った。その理由は、居飛車穴熊が天敵になったから。当然牧野四段も穴熊を目指すものかと思いきや、なんと先手の作戦は5筋位取り。思わず「昭和の香り」と形容したくなる戦型だ。


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