2012年7月 9日 (月)

関係者一行は新宿駅から、12時ちょうどに出発するあずさ15号で松本へ出発。約2時間半で松本駅に到着した。長野県で王位戦の対局が行われるのは今回で3回目。1回目は第23期(1982年)七番勝負第1局、中原誠名人-内藤國雄九段戦。2回目は第27期(1986年)七番勝負第4局、高橋道雄王位-米長邦雄十段戦だ(肩書は当時のもの)。

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第53期王位戦七番勝負は、羽生善治王位と藤井猛九段の間で争われることになった。二人が王位戦七番勝負を戦うのは今回が初めて。羽生王位が防衛するか、それとも藤井九段が奪取して新王位が誕生するか。注目の第1局は7月10日・11日(火・水)に長野県松本市「ホテルおもと」で行われる。本局の立会人は深浦康市九段、副立会人は杉本昌隆七段。記録係は伊藤和夫三段が務める。インターネット中継は棋譜・コメントを吟記者が、ブログを文が担当する。

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2012年5月30日 (水)

第53期王位戦・七番勝負日程と対局場は次の通りです。

第1局 7月10日(火)・11日(水)長野県松本市「ホテルおもと」
第2局 7月24日(火)・25日(水)北海道函館市「花びしホテル」
第3局 8月1日(水)・2日(木)長崎県長崎市「ホテルニュー長崎」
第4局 8月8日(水)・9日(木)兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」
第5局 8月22日(水)・23日(木)徳島県徳島市「渭水苑」
第6局 9月11日(火)・12日(水)神奈川県秦野市「陣屋」
第7局 9月25日(火)・26日(水)神奈川県秦野市「陣屋」

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(本局の棋譜)

本日の中継はこれで終了いたします。
ご観戦誠にありがとうございました。

(八雲)

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藤井九段が七番勝負挑戦権を獲得した。

【藤井猛九段インタビュー】

――この1局を振り返って
「途中はだいぶ苦しいかなと思って、なんとか粘る順ばっかり探していて……そういう将棋でした」

――終盤はいかがですか
「終盤は途中で難しくなって。食いついたあたりでは逆転しているような気がしたんですけど、その後ちょっとまた最後難しくなって。1分将棋だからよくわからなかったですね。(1分将棋では)反省してもキリがないので」

――勝ちを意識したのは
「いやもう本当に最後で、(自玉に)詰みがない形になったところで」

――王位戦七番勝負初出場ですが、抱負を聞かせてください
「そうですね、もうちょっと力を付けて頑張りたいと思います」

――羽生王位の印象は
「羽生さんとは大分指していますが、最近はほとんどまったく勝っていませんから。強敵……としか言えないですね」

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渡辺竜王は凄まじい粘りを見せたが、届かなかった。

【渡辺明竜王インタビュー】

――この1局を振り返って
「中盤はちょっと良くなったかなと思ったのですが、その後指し方がおかしくなって。食いつかれてからは少し足りないですかね」

――最終盤はいかがですか
「まあ、チャンスがあれば、という感じでしたが。しかし結局逆転には至っていなかった感じがしますね」

(八雲)