2012年7月10日 (火)

_17再開後、時間をかけて指された一手は▲4六歩(図)。これは一手前の△2四歩に関連した手で、後手が△2二飛から動いてくる展開になったとき、駒を使いやすくしている意味がある。「羽生王位からの挑戦状です」とは、Twitter解説の山崎七段の言。というのも、▲4六歩は後手の飛車が待っている筋の歩を突く手なので、△4四歩~△4五歩の反撃を誘ってもいるからだ。ただ、4筋から反撃すると△2四歩の一手がぼやけてくる。藤井九段はどのように対応するのだろうか。


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本局で使われている駒は掬水師作、水無瀬書の盛上駒。12時48分、長野県北部を震源とする最大震度5弱の地震が発生し、控室でも揺れを感じた。関係者が対局室に入って状況を確認したが、問題はなかったとのこと。

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_1612時30分、図の局面で昼食休憩に入った。消費時間は▲羽生1時間29分、△藤井1時間51分。対局は13時30分より再開される。


両対局者の昼食は、羽生王位が親子丼。藤井九段がざるそば。

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(親子丼、焼き茄子、味噌汁、漬物、フルーツ)

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(ざるそば、焼き茄子、漬物、フルーツ)

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_8藤井九段は四間飛車に構え、△8八角成(図)と角を交換した。この動き自体は手損だが、▲8八同銀と一時的に「壁銀」の悪形を強要させる点にポイントがあり、純粋な損ではない、というのが後手の主張だ。駒を前に進めることは基本的にメリットになるが、陣形が上ずってスキが生まれると考えればデメリットもある。手を進めないことは「形のよさ」でもある、という価値観だ。

9時40分、控室では深浦九段、杉本七段、井道千尋女流初段が継ぎ盤を囲んでいる。

【Twitter解説】
山崎隆之>このタイミングで交換して先手の駒組みによって飛の位置を決める繊細な作戦。藤井九段得意にされていて優秀です。なかなか指しこなすのは大変ですが、序盤センスのあると思う方にはおススメで是非おためしください。


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