お~いお茶杯第64期王位戦七番勝負第2局 Feed

2023年7月13日 (木)

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12時30分、図の局面で佐々木七段が1時間44分考えて昼食休憩に入りました。消費時間は▲佐々木2時間16分、△藤井55分。対局は13時30分に再開します。

【藤井七冠の一手に驚き 将棋王位戦第2局 副立会人の村山八段「早くも前例の少ない局面」|神戸新聞社】
https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202307/0016579697.shtml

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Img_7836(挑戦者の手元)

20230713_3411時10分、図の局面で佐々木七段が25分ほど手を止めています。控室では継ぎ盤が動くようになり、現在は井上九段と村山八段が囲んでいます。▲4五銀と出る手について検討を交わしており、対する後手は受けも反発も考えられるとのこと。

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Img_7760(継ぎ盤に並べられたひとつの変化。▲4五銀△3三桂▲3四銀△7五歩に、手で隠れているが▲5六角と村山八段が設置するところ。すぐに局面を戻し、ほかの変化を調べていた)

【藤井と佐々木が工夫の一手、相掛かりの戦型に 神戸で将棋王位戦第2局|神戸新聞NEXT】
https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202307/0016579411.shtml

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対局場である「中の坊瑞苑」は、明治元年に創業した有馬温泉の老舗旅館。温泉街の中央に位置します。1300年の歴史を持つ有馬温泉は、環境省が療養泉として指定している9つの主成分のうち7つを含んでおり、これは世界的にも珍しく「温泉成分の奇跡」といわれています。赤湯の「金泉」や、ラドンを含む「銀泉」など、療養効果と美容効果に長けているのが特徴です。
王位戦七番勝負ではお馴染みの対局場で、前期第3局でも藤井王位は訪れていました。

【中の坊瑞苑】
http://www.zuien.jp/

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Img_7535(太閤橋の上から夜景を望む。奥で点々と暖色光を灯しているのが中の坊瑞苑)

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図の局面まで2局の前例がありましたが、30手目△8八角成でそのどちらも離れています。代えて△6四歩と△9四歩が指されており、ともに数手後に角交換をしているため、合流する可能性は残っています。

Img_7674(初手▲2六歩を着手する佐々木七段)

10時、両対局者におやつが用意されました。注文は、藤井王位が「白玉冷やしぜんざい」と「アイスコーヒー」、佐々木七段が「マンゴージュース」。ドリンク類は対局室に、そのほかは対局者用控室にそれぞれ運ばれます。
※第2局の料理はすべて、対局者とは別に注文したものを撮影。

【藤井は白玉冷やしぜんざい、佐々木はマンゴージュース 将棋王位戦第2局、午前のおやつ|神戸新聞NEXT】
https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202307/0016579442.shtml

Img_7729(藤井王位が注文した「白玉冷やしぜんざい」。こちらには茶がつく)

Img_7752(同じく、藤井王位が注文した「アイスコーヒー」)

Img_7743(佐々木七段が注文した「マンゴージュース」)