時刻は16時を回りました。まだ中盤戦とも言える局面ですが、藤井王位の残り時間が少なくなってきました。図の▲９六歩は52分の考慮で指された端歩突き。次に▲８三歩成△同飛▲８七歩で銀を取る狙いがあります。

▲９六歩までの消費時間は▲藤井王位７時間13分、△佐々木七段６時間23分。藤井王位は残り47分です。

（高所から見た豊田市駅前。右側奥の高いビルが能楽堂のある参合館）

14時から「豊田産業文化センター」では大盤解説会が始まりました。

（対局場から少し離れた場所にある豊田産業文化センター）

（ステージ上にはふたりの女性が）

（聞き手の室田伊緒女流二段）

（同じく聞き手を務める鎌田美礼女流２級）

（その後、鎌田女流２級と交代し、解説役の杉本昌隆八段が登場）

（杉本八段は昨日がABEMA、今日が現地と大忙し）

時刻は15時を回り、両対局者におやつが用意されました。２日目午後のおやつは、藤井王位が「オレンジジュース」のみ。佐々木七段が「豊田産の桃ゼリー・抹茶プリン・苺のムースの三層ケーキ」と「ホットコーヒー」です。　※写真は撮影用です。

（藤井王位は飲み物だけを注文した）

（佐々木七段のおやつ）

（３層の味のケーキ。てっぺんには王位のデコレーションが）

控室には齊藤裕也四段が来訪しています。齊藤四段は杉本昌隆八段門下で、藤井王位とは兄弟弟子。同門の奨励会員と一緒に本局を検討しています。

（後方から勝又七段も検討に加わった）

（藤井王位は13時28分に戻った）

（開幕戦を制するのはどちらか。このあとは終局まで休みなしで指し継がれる）

（昼食休憩時の対局室）

（使用している駒は大竹竹風師作、菱湖書）

（佐々木七段は再開７分前の入室だった）

（記録係から棋譜を１枚借りる）