お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負第4局 Feed

2021年8月19日 (木)

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藤井王位は3四にいた銀を前進させて角を追いました。上図で豊島竜王は▲4七銀と引き、△同銀成▲同角と銀を交換しました。続く△3五角に考えています。

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このまま△4六銀と打たれてはいけません。中田功八段は「先手は玉も堅くなったので、ここからは攻める手しか指さないと思います」と話しています。

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(朝、対局室に入った豊島竜王)

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(大盤解説会聞き手の武富礼衣女流初段、中田功八段が継ぎ盤を挟む。ABEMAのマルチアングル放送に出演する服部慎一郎四段が検討を見守る)

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(ABEMAマルチアングル放送に出演している高見泰地七段と佐々木大地五段)

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佐々木大五段「このネクタイ、高見さんにいただいたものなんです」
高見七段「先に言っておいてくださいよ。私は昨日、佐々木さんにいただいたネクタイをつけて出演していたんです」

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(関西将棋会館4階から見える景色。向かいには長らくコンビニエンスストアがあったが、昨年閉店して駐車場になっている)

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(10時頃から強い雨が降っている)

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(関西将棋会館前の大通り「なにわ筋」)

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(10時半頃の控室)

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(検討する中田功八段と豊川七段。このあと中田功八段はABEMA将棋チャンネルにゲスト出演するため、別室に向かった)

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図は△5五歩と突いて、角を追ったところ。副立会人の豊川孝弘七段は「先手陣は6八玉型なので、現状はまだそこまで堅くありません。8九まで移動したいです」と話しています。反対に、後手はそこまで指されると大変なので、駒をぶつける構想に持っていくかもしれません。

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(盤面が映るモニターを見つめる豊川孝弘七段)

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封じ手用紙です。動かしたい駒に○をつけて、矢印で移動先を示します。指し手の符号(本局では「△6二金」)を書く必要はありません。

封じ手を開封した読み上げた中田八段は、「△5五歩を予想して発声練習もしていたのですが、違う手だったので『△6二金、だよな』と心の中で確かめてから読み上げました」と話していました。