鼓ヶ滝 中の坊瑞苑から15分ほど歩いた場所にある「鼓ヶ滝」。上下2段で落ちる滝の音が山々にこだまし、鼓を打つ音に似ていたことが名前の由来になっています。残念ながら、現在は岩の形が変わったため、その音は聞けませんが、六甲山の清らかな水とともに、森林浴を楽しむことができます。
勝負の馬切り 藤井王位は上図の△4一飛の局面で▲3三馬と切りました。代えて▲2五馬と逃げては、相手に反撃の手番が渡るため、本譜はそれを許さない決断の一手です。以下△3三同金に▲3五歩と進んでおり、藤井王位としては、このまま先手、先手で厳しく迫りたいところです。
2日目午後のおやつ 時刻は15時を回り、それぞれの控室におやつが用意されました。2日目午後のおやつは、藤井王位がマンゴージュース、豊島竜王が白玉冷やしぜんざいとオレンジジュースです。 (藤井王位のおやつ) (豊島竜王のおやつ)
観戦記情報 本局は神戸新聞・北海道新聞・東京新聞・中日新聞・徳島新聞・西日本新聞の各紙上において、鈴木宏彦さんによる観戦記が9月25日(土)から12譜にわたって掲載されます。ぜひ、そちらもあわせてご覧ください。 本日の神戸新聞の朝刊には、第32期女流王位戦五番勝負第2局▲里見香奈女流王位-△山根ことみ女流二段戦の第6譜(諏訪景子さん執筆)が掲載されています。
残り2時間 藤井王位は休憩を挟む、53分の長考で▲5一角と敵陣に打ちました。6二の金取り、そして△5二金には▲2四角成で馬を作る狙いです。 この一手で藤井王位は合計6時間を消費し、残り2時間になりました。豊島竜王は、2時間40分を残しています。
昼食休憩終了 (13時25分、藤井王位が入室) (着席後、盤に近づき、集中して考え始めた) (13時30分、谷川九段の合図と同時に豊島竜王が入室) (昼食休憩終了。この先は終局まで休みなく指し継がれる)