（豊島棋聖が封じている間、対局室で考え込む菅井王位）

（先崎九段が封じ手を受け取る位置に移動。カメラマンがポジションを取る）

（豊島棋聖が先崎九段に封じ手を渡して１日目が終了。対局は明日の９時から指し継がれる）

 18時、この局面で豊島棋聖が59分使って次の手を封じました。１日目の消費時間は▲豊島４時間43分、△菅井２時間39分。対局は明日11日９時に再開されます。

（控室でモニターを見つつ、記者に解説している両立会人）

（△４九飛が着手され、手番は先手の豊島棋聖）

（控室に届けられた東京新聞の夕刊）

（本局の使用駒は陣屋所蔵の静山作菱湖書の駒。使い込まれて、見事な飴色になっている）

（こちらは将棋盤の桐ぶた。（故）大山康晴十五世名人の署名が入っている）（タイトル保持者の菅井王位が王将を持って指している）

午後になり秦野市は雨が降ってきた。今日の天気は不安定だ。

（玄関の軒先にて。雨がたたきつけている）

（緑に囲まれた雨の元湯 陣屋も風情がある）

図は▲２二飛成と先手が竜を作ったところ。互いに竜を作っている激しい局面になっている。モニターを見る飯島七段は「まだ16時前ですよ」と口にする。先手玉のほうが４枚穴熊で堅いが、△５五角で一筋縄ではいかないようだ。

（▲２二飛成に菅井王位は△５五角と打つのだろうか）