（右が対局場の「渭水苑」。左は明日、大盤解説会が行われる「渭水祥雲閣」）

（「渭水苑」から徒歩で３分ほどの場所には徳島文理大学がある）

（吟）

（本局の使用駒は児玉龍兒作錦旗書の盛上げ駒。盤と駒台は「渭水苑」所蔵のものだ）

（記録係の冨田三段と師匠である小林九段。「関西（将棋会館）では記録をとっているんですが、タイトル戦は初めての記録なのでよろしくお願いします」と小林九段が検分時に両対局者に声を掛ける）

（吟）

（渭水苑の日本庭園。手入れが行き届いている）

（昨日は22度、小雨が降っていたが、本日はスカッと晴れ渡った。最高気温は31度と予報されている）

（吟）

（羽生王位の注文はホットコーヒー）

（行方八段の注文はアイスコーヒー）
器は伝統ある鳴門名物の大谷焼。

（吟）

図は６手目△９四歩まで。早くも珍しい手で、前例は14局しかありません。以下、多い展開は▲２五歩△８五歩▲７七角△３四歩から角換わりに進んでいます。後手としては▲２六歩型角換わりを避けることができます。
（銀杏）

（定刻の９時、対局が開始された）

（羽生王位の初手は▲７六歩）

（羽生王位の▲７六歩に手を止める行方八段。１分……２分……３分ほど時間を使う）

（しばし時間を使い、やがて△８四歩を着手した）

（吟）