（16時55分頃、藤井九段の側に残り時間が１時間を切ったことを表す60までの数字が書かれた用紙が出された）

17時２分頃、藤井九段は39分の考慮で△５三金と着手。残り時間は▲羽生１時間23分、△藤井53分。

（八雲）

図は16時30分頃の局面。先手が△５九銀の割り打ちを避けて飛車を浮いた局面。控室の検討の一例は△６二金左▲５五角△５六歩▲同歩△５七銀▲同金△同桂成と進んで参考図となる。

「こうなれば後手がガジガジいけそうですか」
「ガジれますね」
（控室の飯島七段、中座七段）

【Twitter解説】
「47手目の局面、難解な中盤戦ですね。後手は△４四歩と桂馬を支えておいて、角を自由にしたい気がします」（中村太地五段）

（八雲）

16時前、藤井九段は34分の長考で△５四歩と伸ばしました。消費時間は▲羽生２時間９分、△藤井２時間27分。

（控室には中座真七段が来訪。飯島七段と肩を並べて検討）

（八雲）

15時40分頃の中継画面。藤井九段の長考が続いており、コメントも長くなっています。先後どちらとも、方針が難しい局面とのことで、控室の検討も的が絞り切れていません。藤井九段はどっかりとあぐらのまま、考え続ける気配です。

（15時45分頃、羽生名人は棋譜をじっと眺めていた）

【Twitter解説】
先手は角を手放し、歩を突き捨ててからじっとしているという、実に雄大な構想。羽生名人が指すとものすごいプレッシャーですが、次に▲８五桂～▲９三桂成と行っても、すぐにつぶれるとは思いません。ここは何はともあれ△６二金左でしょう。（片上大輔六段）

（八雲）

15時頃の控室は、のんびりしたムード。

（14時半頃に、藤田綾女流初段が来訪）

（奨励会員の三宅潤三段も来訪し、藤田女流初段と検討）

（14時45分頃には飯島栄治七段が来訪。今日は番組収録で藤田女流初段も一緒だったとのこと）

（八雲）

（14時55分頃、藤井九段はじっと△２一飛と引きました）

（藤井九段の着手を見て、羽生名人が正座に座りなおしました）

15時頃、羽生名人は▲４八飛と飛車を転回。消費時間は▲羽生２時間１分、△藤井１時間４１分となっています。

（八雲）