図の局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は、▲羽生５時間28分、△広瀬５時間17分（持ち時間、各８時間）。

（広瀬王位の昼食は昨日と同じく、海鮮チラシ）

（羽生二冠の昼食はてんぷらうどん）

（翔）

（阿部八段がくるりと向きを変え、別の継ぎ盤で検討を始める）

（控え室から見える風景）

（控え室の内装に真珠が使われている。賢島は無人島の時代から真珠の養殖場として知られていた）

（翔）

（66手目△３七同銀成まで）

（杉本七段、阿部八段の検討）

（室田伊緒女流初段）

（翔）

検討陣が雑談に興じている間に、広瀬王位が猛攻を開始しました。左図より▲２六同歩△３六歩▲同歩△同銀▲１三角成△３七歩。


阿部八段「いやー、すごいね。すごく進んでいるね。▲１三角成のところで▲３七歩は△２七歩▲３九銀△６八角成▲同金△３七銀成でつぶれだったということなんでしょうか」


（モニターを覗きこむ検討陣）

（翔）

（継ぎ盤の前は無人）

（室田女流初段と杉本七段が、継ぎ盤から離れたところで符号を言い合っていた。他の対局の話をしているようだ）

（翔）

【金井恒太五段のTwitter解説より】
「△６三金も考えられなくはないですが、▲８二歩△７三桂▲８一歩成△同銀▲８三飛成（参考図）と竜を作られます。△８三歩に落ち着くでしょう。先手は２歩持ったので９筋を攻めるのが楽しみです。後手はどこかで△８二玉と玉で端を強化することになるかもしれません」



「▲７六飛△７四歩▲９五歩のときに後手がどう端攻めに備えるかが当面の課題です。例えば△８四歩は▲８六飛～▲７六銀と狙われてしまいます」

（翔）