佐藤「封じ手は△７二金上（参考図）でしょうか。ただ、直前の△６四角▲２六飛の交換はどうだったのか。△６四角は押さえ込みのような手なのですが、そのような流れではないので意外でした。ひねった手という印象です。１日目の進行は深浦さんが誘導したと言えます。対策十分。広瀬さんは四間飛車なら相穴熊という以外のことは想像できなかったのではないか。深浦さんはどこまでが研究だったのか。長考して▲５二歩と打ちましたが、果たしてそこで良しと思っていたのかどうかは本人に聞かないと分からないですね」
（銀杏）
第51期王位戦七番勝負第6局 
2010年9月 1日 (水)
中村九段の封じ手予想と２日目展望
中村「封じ手は△７二金上（参考図）だと思います。明日は、しばらく深浦さんの攻め、広瀬さんの受けという展開でしょう。２六飛が効率よく使えれば先手が良くなる。逆に５七とが威張るようなら後手良しです」
（銀杏）
１日目終了
（深浦王位が駒をしまった後、深く一礼。礼に始まり、礼に終わる。１日目が終了した）
（深浦王位が先に席を立った）
（広瀬六段はゆっくりした足取りで自室に向かった）
（銀杏）
封じ手 ３
（広瀬六段が立会人・中村九段に封じ手用封筒を手渡す。封筒は２通あり、１通は中村九段が、もう１通は陣屋が預かる）
（１日目を戦い終えた広瀬六段）
（銀杏）
封じ手 ２
（封じ手を記入し終え、対局室に戻る広瀬六段）
（封筒ののり付けが甘かったようで、広瀬六段が再びのりをぬる）
（封筒にサインする深浦王位）
（銀杏）
封じ手 １
（深浦王位は、広瀬六段が封じ手を記入している間も険しい表情だった）
（１日目は61手目▲２六飛まで進んだ）
（銀杏）