図は広瀬が▲５六銀と上がった局面。第４局に続き、相穴熊と
なりそうだ。ただし本局とは先後が違う。深浦、広瀬ともにどんな
工夫を見せるのか注目である。
ここまでの消費時間は広瀬55分、深浦36分。
「▲５六銀に対して反発をするなら、△８五歩▲７七角△５五歩▲
４五銀△８四飛という順もありそうです。▲５六銀に△４四歩なら
穏やかな展開に、△８五歩▲７七角△５五歩なら激しい展開にな
りそうです」（澤田四段）
11時10分頃の両対局者。ともに口もとに手をやり考え込んでいる
（写真は連続静止画より）
（吟）
明日、８月25日（水） 現地大盤解説会が15時から（受付は14時）行われます。
場所、祥雲閣（徳島市沖浜東１-54）。
入場料は一般2,000円、学生1,000円（飲み物付き）。定員100名。
解説・武市三郎六段、聞き手・室谷由紀女流１級。
解説会場の「祥雲閣」は対局場の「渭水苑」の目の前
解説者は徳島出身、副立会人も務める武市六段
（吟）
落ち着いた佇まいの渭水苑。対局者もゆったりと
対局に専念できることだろう
玄関をくぐり、右奥に記者室、左へ入っていくと対局室と
両対局者の控え室がある
中庭の奥に見える障子が閉まっている部屋が対局室
となっている
渭水苑のホームページは下記ＵＲＬから
http://www.isuien.com/
（吟）
広瀬が十八番の四間飛車穴熊へ。▲１九玉と潜り込んだ。
王位挑戦を決める原動力となった戦法だけに、今シリーズ
４度目の振り飛車穴熊を採用するのも当然と言えば当然か。
対する深浦も△３二金と上がったので居飛車穴熊を目指す
ことになりそうだ
（吟）
両対局者ともに午前のおやつは抹茶と和菓子
（吟）
宿泊先のＧＲＡＮＤＶＲＩＯＨＯＴＥＬの目の前には
船やヨットが。徳島港がすぐ近くにある
両対局者が入室する前の対局室。立会人の桐山九段と
記録係の吉田四段。
対局室の様子は連続静止画（下記ＵＲＬ）でご覧頂けます
http://live10.shogi.or.jp/oui/camera/index.html
（吟）