2022年7月21日 (木)

考慮は間もなく2時間30分

2022072058_414時20分、図の局面での豊島九段の大長考が続いています。次の手の考慮時間はまもなく2時間30分で、残り時間も1時間に迫っています。昼食休憩を合わせると3時間30分が経過しており、1手前の▲6三歩成に34分使ったことなどを踏まえると、図の△2二玉を軽視や予想外、あるいは読み抜けに気づいたなどを思わせられるところですが、対局再開時に対局室に入った船江六段によれば「むしろ、そのときの豊島九段は、自信があるように見えました。実際には現局面はどう指しても後手に攻められる順が考えられ、やや先手が厳しそうではあるのですが」との印象と見解が述べられています。

Img_7356(14時10分頃、控室のモニターに映る両対局者)