2020年7月

2020年7月 1日 (水)

13時30分の定刻前、先に席に戻ったのは手番の藤井聡七段でした。

Saikai01(余裕を持って席に戻る)

Fujii08 (着座すると直ちに前傾姿勢になった)

Saikai02 (木村王位も定刻には余裕を持って戻る)

Saikai04(この後、ほどなく記録係から再開の声がかかる。副立会人の山崎八段が立ち会う)

Saikai05 (ややあって▲2四歩と突き出した)

Saikai07 (着手を見ると、木村王位は顔を上げた)

Hiru09 (両者がともに注文した三河鮮魚の海鮮丼)

Hiru11

(地元産の食材がふんだんに使われている)

蒲郡産のガスえび、マダイ、スルメイカ、赤ムツ、シラス、設楽産の絹姫サーモン、ウニ、イクラがのっています。ほかに藤井聡七段は冷たい緑茶、木村王位は冷たいウーロン茶ですが、飲み物の写真はありません。

Oui202007010101_42_212時30分、昼食休憩に入りました。この局面で藤井七段が使った時間は1時間27分。消費時間は▲藤井2時間3分、△木村57分。昼食の注文は藤井聡七段が三河鮮魚の海鮮丼と冷たい緑茶、木村王位が三河鮮魚の海鮮丼と冷たいウーロン茶。対局は13時30分から再開されます。

Oui202007010101_39上図は11時前に▲4五歩と突いた局面。以下、△4五同歩▲同銀と進んで銀がぶつかりました。中盤に入りそうで、持ち時間各8時間、2日制の対局としては早い展開に進んでいます。

Oui202007010101_41▲4五同銀に対し、これまで指された前例のうち20局あまりは△5五銀とかわしていましたが、そのうちの20局近くで先手が勝っていました。本譜の△5二玉は昨年に指され始めた少数派で前例は3局しかなく、ここからは両者とも一手一手に時間を使うことになるかもしれません。

Oui202007010101_42

Kimura09 (木村王位はぶつけられた銀を相手にせず、玉をかわした)

継ぎ盤の前に西尾七段が座っていました。

Hikae01 (早繰り銀の目が消え、「ゴリゴリの定跡形になりそう」)

Hikae02 (継ぎ盤の駒をしげしげと眺める。「高級品ですよ」)

Hikae03 (継ぎ盤には美水師作の駒が並ぶ。写真は「水無瀬」書)

ほどなく、西尾七段は現地をあとにしました。