先手ペース? 図は15時25分ごろの局面。菅井王位が竜を追い払いにいった局面です。ここで▲2六竜と▲2八竜が考えられるようで、中田功副立会人は「▲2八竜と思うんだけどなー。守備に利いていますからね。それで先手ペースではないでしょうか」と、見解を示しました。 (15時25分ごろの控室) (中田功副立会人は図から▲2八竜で、先手ペースではないかとの見解を示した)
必然か 豊島棋聖の仕掛けに、菅井王位は△4五歩と突いて応戦しました。▲3五銀を無条件で許さない応対で、▲4五同銀△3一飛までは必然に進むと見られており、そこで▲2四飛と▲5五歩の二択で先手に選択権があると言われています。 (1日目、朝の菅井王位。先手の攻めを引っ張り込む順を選ぼうとしている)
1日目午後のおやつ 15時なり、1日目の午後のおやつが両対局者に運ばれました。菅井王位はエクレアとアイスコーヒー、豊島棋聖はホットレモンティーを注文しています。 (菅井王位が注文したエクレアとアイスコーヒー) (豊島棋聖が注文したホットレモンティー)
開戦 14時40分ごろ、豊島棋聖が1時間6分の長考で▲2四歩と開戦に踏み切りました。控室でも有力と見ていた手段で、中田功副立会人は「これだけ考えていったってことは、自信があるんじゃないでしょうか」と、豊島棋聖の立場で見解を示しました。 (1日目、朝の豊島棋聖。開戦に踏み切った)
色紙と扇子 控室には棋士や女流棋士によって揮毫された色紙や扇子が置かれています。 (深浦立会人や菅井王位の揮毫による色紙や扇子) (安食女流初段揮毫色紙) (武富女流初段が色紙に落款を押していた) (「夢」と書かれた色紙)