2016年9月12日 (月)

対局開始 意表の6手目

Img_5175定刻の9時に対局が開始されました。

Img_5176木村八段はさっと手を伸ばし▲7六歩を着手。

Img_5194羽生王位は△8四歩と応じた。

6図は9時30分の頃の局面。
羽生王位は6手目に13分使って△9四歩と突きました。いろいろと含みを持たせた手で、戦型はまだなんともいえません。序盤から揺さぶりをかけてきたともいえそうです。

【以下、棋譜コメントから抜粋】
「ここからの展開は広いです。矢倉も角換わりも横歩取りも相掛かりもあります」と佐藤紳七段。具体的には、ここから▲6八銀なら矢倉、▲2五歩△8五歩▲7七角なら角換わり、▲2五歩△8五歩▲2四歩なら相掛かりといった順が一例だ。