図の局面で羽生王位が19分使って昼食休憩に入りました。

消費時間は▲広瀬１時間15分、△羽生１時間52分。

対局は13時30分再開。

図は11時51分の局面。まだまだ前例の多いところです。

『所用のため「渭水苑」をあとにしようとする東八段に武市七段が「何かコメントを残していってください」と声を掛ける。
「これは『最新形ですね』ぐらいしかいいようがないじゃないですか」と東八段は苦笑い』（棋譜コメントより）

（こちらは茶庭。廊下からの景色も雰囲気がある）

（奥に猫が。「去年もいたね」と吟記者）

渭水苑は約1000坪もの日本庭園を擁しています。

渭水苑三庭園は、室町風枯山水庭園、山水庭園、茶庭で成ります。

（室町風枯山水）

（夜にはまた違う景色が見られそうだ）

（こちらは山水庭園）

戦型は第２局以来となる角換わりになりました。

序盤戦ということもあってまだ控室はのんびりムード。

東八段の詰将棋に苦戦する貞升女流。

ややあって、「あ～わかった」の声が。

（羽生王位はホットコーヒーを注文。お茶うけには和三盆）

（広瀬八段は和菓子と抹茶を注文）

和三盆は香川県や徳島県の名産。

コーヒーと抹茶の器は徳島県の大谷で作られる大谷焼。

渭水苑で使われているのは田村栄一郎さんの作品とのこと。