2015年7月

2015年7月 6日 (月)

本局はタブレット端末を利用した自動棋譜更新システムを使用して中継しております。消費時間が一手ごとに更新されるため、臨場感のある中継をお楽しみ頂けます。2日制タイトル戦でのタブレット端末を用いた記録は、本局が初めてとなります。

なお、使用しているタブレットは富士通製「ARROWS Tab F-03G」で、最高クラスの高精細画面と、わずか400g弱の軽さが特徴です。長時間の将棋中継に耐えうる頑丈さと電池持ちの良さを兼ね備えた信頼できる確かな逸品となっています。もちろん、将棋連盟モバイルの利用も可能です。

https://www.nttdocomo.co.jp/product/tablet/f03g/

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対局室は離れ貴賓室の一室「観月」。検分は予定の16時45分よりも早く、16時40分ごろに始まりました。対局に使用する盤や駒、照明や空調の具合を、対局者が立ち会って確認します。福崎九段が「これビー玉のせたら転がるんちゃうかな」と気にしたのは、広瀬八段の駒台。見ると少し傾いています。「駒なら大丈夫かも」と言われましたが、あとで対応されることに決まりました。検分は和やかな雰囲気で進み、5分ほどで終了しました。

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両対局者は新幹線で豊橋駅へ。駅からマイクロバスに乗り換え、15時ごろに銀波荘に到着しました。すぐに銀波荘のロビーで記念撮影。このあとは16時45分から検分の予定です。

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第56期王位戦(主催・新聞三社連合)はいよいよ七番勝負が開幕します。羽生善治王位に挑むのは広瀬章人八段。4連覇中の王者と、復位を目指す若き挑戦者の対決になりました。2011年の第52期七番勝負ではフルセットの末、羽生二冠(当時)が王位を奪取。今期はどのような戦いが繰り広げられるでしょうか。
第1局の主催は中日新聞社。7月7・8日(火・水)、愛知県蒲郡市「旬景浪漫 銀波荘」で行われます。立会人は福崎文吾九段、副立会人は松尾歩八段、記録係は荒木隆三段(森信雄七段門下)、現地大盤解説の聞き手は室田伊緒女流二段。日本将棋連盟モバイルのTwitterアカウントでは、1日目に神谷広志八段、2日目に宮田敦史六段が解説を行います。
インターネット中継は棋譜・コメント入力を潤、ブログを文が担当します。よろしくお願いいたします。

【中日新聞(CHUNICHI Web)】
http://www.chunichi.co.jp/

【愛知県 西浦温泉 旬景浪漫 銀波荘 [公式HP]】
http://www.gimpa.co.jp/

【日本将棋連盟モバイル(Twitter)】
https://twitter.com/shogi_mobile