■温泉寺
本尊は薬師如来。奈良時代、温泉で人々を病から救おうと行基上人が724年に建立した。当寺には行基上人、有馬温泉中興の祖・仁西上人の像が祀られており、1月2日の入初式には温泉の初湯で沐浴される。本堂の波夷羅大将立像は国の重要文化財に指定されている。
■御所泉源
塩分、鉄分が多く含まれる湯を「金湯(赤湯)」と呼んでいる。有馬温泉では各地でこうした泉源を見つけることができる。
■有馬涼風川座敷
毎年、7月下旬から8月中に有馬川親水公園でイベントが開催される。ステージや屋台が出て、夜にはにぎやかな祭りの音が響いてくる。
■ねね橋
赤い欄干が目を引く橋。豊臣秀吉は有馬に別邸を建てた。夫婦で有馬温泉を訪れ、疲れを癒やしたこともあったかもしれない。
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