後手の攻め、先手の受け 「先手は△8六歩を▲同銀と取りました。これは受けの方針を明らかにした手です。▲8六同歩なら△8四角▲4六飛で馬をつくらせて攻め合うこともできますが、▲8六同銀ではやりにくいですね。矢倉の先手番(攻勢をとりやすい)ですから▲8六同銀は意表の一手ではありますが、後手の9五香を咎めようという意思を感じます」(畠山鎮七段) (畠山鎮七段)
2日目の朝 木村八段は8時48分、羽生王位は8時51分に入室しました。前日の手順再現のあとに封じ手が開封されます。 (羽生王位入室) (木村一基八段) (羽生善治王位) (斎藤慎太郎五段の読み上げで前日手順を再現していく) (1日目最大の注目手は50手目△6四歩) (牛蒡)