封じ手開封 1日目の指し手再現が終わると、立会人の田丸九段が「それでは、封じ手を開封します」と言って立ち上がった。封筒にはさみを入れ、2通とも開封して用紙を取り出し、両対局者に見せる。「封じ手は▲6四角です」と告げると、羽生王位が着手。田丸九段の「定刻になっておりますので、行方八段の手番でお願いします」の声で、両対局者が一礼。2日目が始まった。 (文)