2013年7月24日 (水)

「動きませんね」

66_1

図は16時頃の局面です。
▲2二歩に今度は羽生王位の手が止まりました。長考の気配です。

井上九段と船江五段の継ぎ盤では▲2二歩△同玉▲4五歩△8八角成▲同玉△3一玉の変化が調べられています。△3一玉が落ち着いた一手で、▲5五角が王手にならないようにしています。そこで先手の継続手が難しいようで、継ぎ盤はそこで止まっています。
「動きませんね」(小林健九段)
「動きませんねー」(井上九段)
「何やったらいいか全然わからないです」(船江五段)

具体的にどのように指せばいいか難しい局面ですが、攻め将棋の船江五段は先手を持って指してみたいとのことでした。後手陣はキズが多いためまとめるのに苦労しそう、ということです。

56_1 (頭をひねる検討陣)

56_2 (井上九段と小林健九段)

(若葉)