2011年8月

2011年8月28日 (日)

対局室は2階の「松風(まつかぜ)」。

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(対局室の外には鮮やかな緑が広がる)

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(本局で使用される盤。使い込まれた年月が目に見えるようだ)

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(盤のフタ。「昭和二十八年初秋 王将 名人 大山康晴」と書かれている)

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駅を出ると、そこかしこから蝉の鳴き声が響いてきた。ふと視線を地面に移すと、蝉の死骸が見つかる。風が涼しい。夏の終わりが近づいていることを感じさせる。

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(鶴巻温泉駅の外観)

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広瀬章人王位に羽生善治二冠が挑む第52期王位戦七番勝負は、第5局まで広瀬王位が3勝2敗とし、タイトル防衛にあと1勝と迫った。第6局が行われるのは前期と同じく、神奈川県秦野市「陣屋」。ファンの方にはもはや説明する必要もないだろう、数々の名勝負の舞台となった由緒ある場所だ。広瀬王位が初防衛を果たすのか、それとも羽生二冠が復位へ向けてフルセットに持ち込むのか。対局は8月29日・30日(月・火)、9時より行われる。
本局の立会人は塚田泰明九段、副立会人は飯島栄治七段。記録係は杉本和陽三段(米長邦雄永世棋聖門下)が務める。解説は一日目を佐々木慎五段が、二日目を高野秀行六段が担当する。

・北海道新聞特集サイト http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/52oui/
・鶴巻温泉・旅館 元湯陣屋 http://www.jinya-inn.com/

インターネット中継は、棋譜・コメント入力を銀杏記者が、ブログを文が担当する。注目を集めるシリーズ終盤の一戦、終局までお楽しみいただければ幸いである。

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(「陣屋」入口の陣太鼓。写真は前期第6局当時のもの)

(文)

2011年8月24日 (水)

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(※画像をクリックすると大きく表示されます)

七番勝負第6局は8月29・30日に、神奈川県秦野市「陣屋」で行われます。
広瀬王位が防衛を果たすか、羽生二冠が勝って最終局に持ち込むか。どうぞお楽しみに。

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(烏)