2010年9月

2010年9月 6日 (月)
2010年9月 2日 (木)

本中継サイトをご覧いただきましてありがとうございました。
第51期王位戦は23歳の広瀬章人新王位誕生で幕を閉じました。
お伝えしきれなかったエピソードや将棋の変化は、主催社の西日本新聞、北海道新聞、東京新聞、中日新聞、神戸新聞、徳島新聞の紙面や観戦記をご覧ください。

現在、すでに第52期王位戦の予選が行われています。
誰が広瀬王位に挑戦するのは興味は尽きません。
NTTドコモ、ソフトバンク公式携帯サイト「日本将棋連盟モバイル」(有料:月額315円)で、解説付きで王位戦の対局が実況中継されることもありますのでぜひご利用下さい。

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(広瀬新王位)
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(報道陣のカメラが広瀬新王位に向けられる。深浦王位は、それを背中で受ける)
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(早稲田大学将棋部の学生が、感想戦を静かに見守る)
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(深く一礼して感想戦終了。第51期王位戦は新王位誕生で幕を閉じた)
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(感想戦後、広瀬新王位がテレビインタビューを受ける)

(銀杏)

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○千日手局について
「千日手局は2日目の▲4六歩(67手目)がまずい手でした。(千日手は)悪いと思っていたので、こちらも仕方ないと思った」
○指し直し局について
「▲5三角(155手目)をうっかりしていました」
○七番勝負について
「肝心なところでミスが多かった」

(銀杏)

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(インタビューを受ける広瀬新王位)

○千日手局について
「桂損のかわりにと金を作って勝負かなと思っていましたが、と金が使えず、封じ手あたりは自信がありませんでした」
○指し直し局について
「途中自信のあった局面もあったが、気付くと攻めが細くなっていて、最後は負けになっていたと思います。最後のほうに▲5三角(155手目)と王手して、詰みはないと思うが、自玉が安全になって勝ちになったと思いました」
○新王位の感想について
「終わったばかりで実感はないが、タイトルホルダーの自覚を持ち、日々精進したい」
○七番勝負について
「最近、プロ間では下火になっている戦型で、これだけ連投するのは予定外でしたが、たまにはこういうシリーズがあってもいいかなと思いました。応援してくださった皆様に感謝したいです」

(銀杏)