2020年2月11日 (火)

11時半頃の控室

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(11時半頃の控室。斎田晴子女流五段、石本さくら女流初段、村山慈明七段が検討している)

(翔)

先手に苦労の多い展開

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41手目、谷口女流三段は▲9八香と上がりました。角道を避ける一手と見られていますが、次の狙いが難しいようです。▲6五銀は△同銀▲同桂に△6四銀で受け止められるようです。

控室で検討する立会人の村山慈明七段は「谷口さんに苦労の多い展開です」と話しています。

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(控室から見える風景)

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(雪は積もっているが、よく晴れている)

(翔)

里見女流名人誕生から10年

里見香奈女流名人が誕生したのは、2010年2月10日のことでした。

昨日で丸10年が経ちました。

当時の里見香奈女流名人は17歳の高校3年生でした。
2004年10月に中学1年生で女流棋士2級でプロ入り。
2008年11月、高校2年生のときに第16期大山名人杯倉敷藤花戦で初タイトルを獲得すると、翌2009年に初防衛。並行して行われていた女流名人位戦A級(当時)をプレーオフの末に勝ち抜いて挑戦権を獲得し、清水市代女流名人(当時)との五番勝負を3連勝で制し、奪取しました。

以来、里見女流名人は防衛を続け、本局では11連覇を目指しています。

第16期大山名人杯倉敷藤花戦 トーナメント表・三番勝負

第36期ユニバーサル杯女流名人位戦 A級

第36期ユニバーサル杯女流名人位戦 五番勝負

【中継ブログ 関連リンク】

第36期ユニバーサル杯女流名人位戦 五番勝負第3局 (里見女流名人誕生)

【過去の湯原対局】(名前左が先手)

第37期 第3局 里見香奈女流名人○-●清水市代女流六段

第38期 第3局 里見香奈女流名人○-●清水市代女流六段

第39期 第3局 里見香奈女流名人○-●上田初美女王 ※記録係は谷口女流三段(当時・室谷)

第40期 第3局 中村真梨花女流二段●-○里見香奈女流名人 ※記録係は谷口女流三段(当時・室谷)

第41期 第3局 里見香奈女流名人○-●清水市代女流六段

第42期 第4局 清水市代女流六段○-●里見香奈女流名人

第43期 第4局 里見香奈女流名人○-●上田初美女流三段

第44期・第45期は第5局の開催が予定されていましたが、第4局までに終了したため開催されませんでした。
湯原対局は3年ぶり、8回目になります。

(翔)

MATSURIKA SAVON

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(前夜祭、記念品贈呈)

前夜祭で実行委員会から贈られたのは、真庭市で作られているMATSURIKA SAVONのオーガニックアロマ石鹸です。
MATSURIKA SAVONの代表、山形彩子さんのお子さんが将棋教室に通っている縁で、記念品に選ばれました。

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(提供写真)

地元の素材を生かして作られている、肌にやさしい石鹸です。

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(提供写真)

贈られたのはラベンダー、ローズ、クロモジの3種類。
ラベンダーは蒜山高原のもの、ローズは島根県奥出雲地方のものが使われています。
クロモジは蒜山中和地域に自生しているクスノキ科の低木です。

(翔)

10時のおやつ

10時になり、対局者のおやつが出されました。本局では地元のお菓子が用意されています。

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(里見女流名人はカフェオレのみをリクエスト。谷口女流三段にはホットコーヒーとカステラが出された)

(翔)

4年ぶりの▲5六歩

谷口女流三段の初手は▲5六歩。

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谷口女流三段が初手▲5六歩と指すのは、2015年12月以来のことです。作戦を用意してきたことがうかがえます。

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谷口女流三段は居玉のまま銀を繰り出し、銀交換を挑んでいます。

(翔)

観戦記はスポーツ報知で

本局の観戦記担当は小暮克洋さん。観戦記は後日、スポーツ報知に掲載されます。観戦記は写真入り、カラー刷り。他棋戦にはない特徴です。

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(今朝のスポーツ報知)

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(本局の記事が掲載されている。観戦記は8回戦の▲谷口由紀女流三段-△中村真梨花女流三段)

(翔)

揮毫

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(大盤解説会の次の一手賞品の色紙を書く村山慈明七段)

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(石本さくら女流初段)

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(石本女流初段は両手を使い分けて筆を持つ)

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(寒さで窓が曇る)

(翔)

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