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清水女流六段が大量の駒を持って寄せに向かう。後手玉に怖いところはない。控室では検討の手が止まり、モニターを見つめている。清水女流六段が勝勢の局面だ。(吟)
(室田女流二段と室谷女流二段による解説。出演前には解説を譲り合っていた2人。どちらが解説で、どちらが聞き手だろうか)控室に戻ってきた室田女流二段は「来週の第2局、「出雲文化伝承館」対局の宣伝をしてきました」とニコニコ顔だ。(吟)
△4六歩と突き出した手を見て、豊川七段が「後手が有利になりましたね」と話す。「△4二飛がいい勝負手で、里見さんの▲4三歩が指しすぎだったように思います」と続ける。Twitter解説の中村亮介五段の形勢判断も後手優勢になっている。
(残り時間は6分と少ない。有利な形勢のまま押し切れるかどうか)(吟)
▲6五馬とした局面は王手飛車。ただし飛車にヒモがついている。図の局面で残り時間は、里見女流名人が59分に対し、清水女流六段は9分。残り時間にかなり差がついている。控室の豊川七段は「局面はほぼ互角ですが、ちょっと居飛車がイヤな感じですね。もし先手が勝てば、里見さんの踏み込みが鋭かったということになります。ここ数手が勝負です。振り飛車の攻めが決まるかどうか」と話す。
(控室を訪れ、検討を行う室田伊緒女流二段。室田女流二段は第2局の「出雲文化伝承館」で、大盤解説の聞き手を務める)(吟)
△6三金の局面で次の一手クイズが出題された。(A)▲5六馬、(B)▲4八香、(C)その他の3択。次の一手は▲4四歩だったので、正解は(C)のその他だった。
(抽選で対局者や解説者の色紙が当たる)
(豊川七段の「敗局はきびしき恩師なり」と揮毫された色紙)(吟)
(清水女流六段があずきのどらやきを注文。里見女流名人の注文はなし)
(昨日の検分時、おやつを選ぶ清水女流六段)(吟)
△3三桂の局面は▲銀香と△飛の交換。控室の青野九段は△3三桂に▲5三歩△同銀▲5四歩△6四銀▲5六馬△同馬▲同銀△4八歩▲9六角△7五飛▲5三銀△同銀▲同歩成△同金▲5四歩に△5二金(変化図)を調べ「△5二金と引かれて、手にならない可能性もあるなあ」と話す。
(控室で検討中の青野九段)(吟)
(特別ゲストの谷川浩司・公益社団法人 日本将棋連盟会長が開会のあいさつ)
(開始からお客さまがビッシリ)
(解説のトップバッターは谷川九段と室谷女流二段)(吟)
(早めに対局室へ戻った里見女流名人は前傾姿勢で考え込む)
(清水女流六段は12時57分に対局室に戻ってきた)
(再開から4分、里見女流名人が▲4六歩を着手する)(吟)
(休憩時の対局室)
(先手の里見女流名人側から見た盤面。△1三角で昼食休憩に入った)(吟)