2018年5月22日 (火)

ご観戦ありがとうございました

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(感想戦は短時間で終了。対局室を出る渡部愛女流二段)

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(里見香奈女流王位は室内のソファに腰かけ、事務書類に記入をしていた)

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(19時過ぎ、控室から見える風景。日が落ち始めている)

本日の更新は以上になります。第2局をご観戦いただき、ありがとうございました。

第3局は5月30日(水)、福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」にて行われます。

(翔)

終局直後

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(終局後、インタビューが行われた)

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(鋭い寄せを見せた里見香奈女流王位)

【里見香奈女流王位インタビュー】

--仕掛けられたあたりの形勢はいかがでしたか。
難しいとは思っていました。

--竜を作られたところ(71手目▲2三飛成)はどう見ていましたか。
うまくいなせるかと思っていましたが、難しかったです。

--中央の戦いに持ち込んだあたり(78手目△5六歩)はいかがでしょうか。
もうちょっとゆっくりしたかったですけど、わからなくて強引な動きだったのであまり自信はなかったです。

--終盤戦はどうでしょう。
自信があるわけではなかったですけど、難しいと思っていました。△7九銀と掛けたところ(98手目)は勝ちになったと思いました。

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(インタビューに応じる渡部愛女流二段)

【渡部愛女流二段インタビュー】

--仕掛けたあと、2筋・3筋の折衝はどう見ていましたか。
銀がポイントになるとは思ったのですが、竜を作ったあたり(71手目▲2三飛成)は大変だと思っていました。そのあと、中央の応酬で間違えてしまったかなと。

--▲7七桂打(83手目)の局面は。
大変だと思っていました。これから反省してみて、もっとがんばる手を見つけてみようと思います。

(翔)

里見女流王位が勝ち、タイに

第29期女流王位戦第2局は106手で里見香奈女流王位が勝ちました。これでシリーズ成績は1勝1敗となります。終局時刻は18時41分。消費時間は▲渡部3時間59分、△里見3時間42分(持ち時間各4時間)。

第3局は5月30日(水)に福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」で行われます。

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(翔)

後手勝勢

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図は△8八銀成と、里見女流王位が金を取って王手した局面です。以下▲8八同玉に△8七歩と打てば後手が勝勢と見られています。

(翔)

イナズマが走る

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上図は渡部女流二段が▲6二歩とたたいたのに対し、里見女流王位が△8七歩と王手したところです。

控室では、△8七歩に対する先手の対応が難しいと言われています。

(1)▲8七同玉には△7九銀。以下、▲6一歩成は△8八金▲9七玉に△6八銀不成(参考1図)と金を取れば、先手玉への詰めろになっています。

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(2)▲8七同銀には△5九飛成▲6九金打に△7七角成があります。

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参考2図以下、▲7七同金は△6九竜があります。▲7七同玉にも△6五桂が早そうです。

控室では「イナズマか」と声が上がります。その終盤力から「出雲のイナズマ」と呼ばれる里見女流王位の本領が発揮されつつあります。

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(観戦記者の鈴木宏彦さんらが挟む継ぎ盤を、若松七段が見つめる)

(翔)

長期戦へ

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図は△5五同飛と、金交換しながら飛車を飛びだした局面です。少し前に△6八歩▲同金が入っていますので、△5五同飛は△5九飛成の先手になっています。ここで先手が▲5七歩と打てばお互いに早い攻めがなく、長期戦になると見られています。

(翔)

ひとつ隣

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83手目は控室で予想されていた▲6七桂ではなく、ひとつ隣の▲7七桂打でした。

使えていない8九桂を使う、後手の拠点である6五桂を盤上から消す、玉のコビンを埋めて強い戦いに備える、といくつもの主張があります。

予想されていなかった手ですが、控室での評判は上々です。

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(17時過ぎ、控室から見える風景)

(翔)

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