タイトル戦で幾多の名勝負が繰り広げられてきた龍言ですが、2018年5月10日には龍言本館(旧松崎家住宅主屋)が国指定の文化財として登録されました。龍言は1969年に創業。建物の多くは近郷の庄屋家敷や豪農の館を移築したもので、風情ある温泉宿です。南魚沼市は戦国時代から江戸時代前期にかけての武将である上杉景勝、直江兼続の生まれ育った地とされています。
【南魚沼市の国登録文化財】http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/kosodate/bunka/bunkazai/1531899686329.html
(玉響)
図は9時50分頃の局面。後手は近年では定番となっている6二金、8一飛型を採用しました。対して先手は右金を玉側に寄せて守りに重きを置いた構え。斎藤七段はここで△5二玉と寄り、千日手含みの姿勢を見せました。
(玉響)