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2011年9月

2011年9月 7日 (水)

やや先手良し

Ouza20110907102 「やや先手が良いと思いますが、まだかかりそうです」と村山五段。控え室のムードも先手優勢からややトーンダウン。まだまだ難解の雰囲気も漂ってきた。

(吟)

決断の一手

Ouza2011090789《棋譜コメント88手目より》
19時45分、検討が進み▲3五同飛△同歩▲4六角△4八飛の順は、▲4七銀打と使わされて先手明快に勝ちとまではいえないようだ。△4八飛と打たれてから悩むなら、飛車を切る前に悩むのが自然。▲3五同飛の決断は、しっかりと一手勝ちを読み切ってから。



渡辺竜王が▲3五同飛と飛車を切った瞬間に控え室では「行った、行った」の声が挙がった。

(吟)

大盛況

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終盤戦に入って控え室はすさまじい熱気。

(吟)

先手優勢

Ouza2011090786 図から▲3九香と打つ手が厳しく先手優勢の声が控え室のあちこちから聞こえる。

(吟)

夕食休憩明けの一手は△4三銀

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羽生王座の再開後の一手は△4三銀。3四の地点を受けるものだった。

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写真は夕食休憩時の対局室。

(吟)

夕食休憩に入る

Ouza2011090783

▲2六桂に羽生王座が55分使って18時となり夕食休憩となった。夕食休憩までの消費時間は▲渡辺3時間28分△羽生3時間47分。夕食に羽生王座は彩りちらし寿司とあたたかいお茶、渡辺竜王は五目やきそばとお茶を注文した。対局は19時より再開される。

※日本経済新聞本社(東京・大手町)2階「SPACENIO」にて行われている大盤解説会場は18時5分の時点で334名のご来場頂き、立ち見でのご案内となっております。このあとご来場のみなさまは立ち見でのご案内となります。ご了承下さい。

(吟)

17時35分頃の控え室

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17時35分頃の控え室。

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自身も経験のある形、観戦記を担当する朝吹氏に解説する村山慈明五段。

【前例あり(参考棋譜)】

(吟)

17時過ぎの控え室

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屋敷伸之九段も控え室を来訪。ニコニコと継ぎ盤を見つめている。

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矢内理絵子女流四段は控え目に継ぎ盤を見ている。

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にぎわう控え室、継ぎ盤も3面並んで活況だ。

(吟)

阿久津七段の見解

Ouza2011090782_2 「▲2六桂△4三銀▲3九香か単に▲3九香と打って△3五歩に▲2七桂か。いずれにしても丁寧に指せば先手が良さそうです」(阿久津七段)

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(吟)

続々と

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片上大輔六段も控え室を来訪。

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瀬川晶司四段は腕組みでじっとモニターを見る。

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長岡裕也五段もすぐに検討。都内でのタイトル戦とあって、続々と棋士が控え室を訪れている。

(吟)

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