2014年3月12日 (水)

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封じ手の候補手には(1)△7七角成、(2)△6五同歩、(3)△8八歩、(4)△5七歩が挙がった。(1)△7七角成は鈴木八段が本命として挙げたほか、ニコニコ生放送の阿久津八段も予想している。(2)△6五同歩は鈴木八段によれば「対抗」。阿久津八段は(1)と(2)のどちらかと語っている。(3)△8八歩は近藤六段が「悪手かもしれないけどプロらしい手でしょ」と挙げた。(4)△5七歩は記録係の梶浦三段が挙げた手。「好みは厚みがある先手です。一方的に攻められないように、という手です」と話していた。

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渡辺王将が封じ手を記入するために別室へ移動すると、関係者が対局室へ入る。しばらくして渡辺王将が戻り、2通の封筒を羽生三冠に渡した。羽生三冠はその封筒に署名を入れる。羽生三冠が封筒を返し、渡辺王将が封筒を立会人の鈴木八段に渡す。1日目が終了。2日目は明日13日9時から行われる。

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17時10分ごろ、渡辺王将は30分以上時間を使っている。大盤解説会では「封じ手になるかもね」と近藤六段。近藤六段はタイトル戦でも多く記録を取った経験があり、その話で盛り上がる。
近藤 この時間になると、記録係も「そろそろ書かなきゃいけないのかな」と思うようになるんですよ。動きそうにない駒を(封じ手用紙に)書いていって、立会いの先生に「用意できてるかい?」と言われたらサッと渡す。これが名記録。私はこういっちゃなんですが、そういうことは全部しておりました。
鈴木 (対局室モニタで梶浦三段を見て)全く動きがないですよ。

封じ手にする定刻18時が近づく。鈴木八段は控室に戻ってくると、封筒の準備を始めた。

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16時40分ごろ、羽生三冠は1筋に手を伸ばした。▲1五歩(図)の突き捨て。開戦の合図だ。以下△同歩に▲6五歩と角道を開けて、本格的な戦いに突入。「全面戦争ですね。相手から突いてきそうなところを自分から突いていきましたからね」とニコニコ生放送の阿久津八段。封じ手まで1時間と少し、局面はどこまで進むだろうか。阿久津八段は「進むとしたら明日の午前中でしょうね」と話す。

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大盤解説会では鈴木八段と近藤六段が解説中。鈴木八段は「先手から▲3三角成△同桂となった形は勝てないと思うので、△7七角成しか考えられないですけどね」とズバリ。近藤六段が「こういう手は?」と△8八歩を示すと、「えっそんな手があるんですか」。▲同玉で手順に守りが堅くなりそうなので浮かびにくい。「先手玉がここ(6九)にいればだいたい出てくる手筋ですけど」と鈴木八段。近藤六段が「梶浦くん(記録係)が封じ手予想で言うかもしれないよ」と言うと、「破門しますね」と鈴木八段。二人の軽妙な掛け合いに会場では笑いが絶えなかった。

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三瓶温泉の泉温は40度前後と低く、加熱して利用しているところが多い。鉄分が多く含まれ、酸化鉄の赤色が湯に出ている。さんべ荘には露天風呂や釜風呂など、男女合わせて16種類がある。夜の露天風呂は最初こそ寒かったが、しばらくすると体の芯から温まってくる。温泉から上がったあとも体はポカポカだった。

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